SummerGospel本番が近づいてます。
この時期は、毎日歌い続けること、そして
声を出し続けることがとても重要です。
少し練習をしないと、途端に自分のレベルが
下がってしまうのがわかります。
「1日練習をサボったら、3日分後退する」
という、まことしやかな教えを、以前プロ
の方(師匠)から言われた記憶が鮮明に
残ってます。
歌う練習を続けることが大事です。
そしてもう一つ大事なのが、本番のイメージ
トレーニングです。
本番のステージに立って、幕が上がってから
歌い始めて、全曲を終えるまで、自分の歌い方
振り付けすべてを頭の中でイメージすることが、
直前ではとても重要です。
これをやるとやらないでは、パフォーマンスに
大きな差が出ます。
本番を想定することで、いろいろなシミュレー
ションが頭の中で繰り広げることができます。
私も完成型を探り続けてますが、イメージだけは
8割がた終わってます。
AJC/AGCのみなさんにも、昨朝イメージトレーニングを
お願いしたところです。
お忙しい中、お越しいただくお客様に、
いいパフォーマンスをお届けするために。
では本日はこちらの曲を。
感動するパフォーマンスを目指したいですね。
by Shinshi
昨日のブログ、意外と反響あって500アクセスくらいありました。
ゴスペルを上達するためにも、毎日の練習を
「いつ・どこで・何分やるか、何をするか」を
あらかじめ決めておくことが大事とお伝えしました。
実はこの話、もう一つ大事なポイントをお伝えするのを
忘れておりました。
それは「一週間の計画をたてること」でした。
いつ、どこで、何分、どのような練習をするのか、
スケジュールを、「自分で自分に予約」してしまうのです。
これが結構効きます。
例えばこんな感じです。
----------------------
4/22(金) 21:50~22:00
電車でAgain I Say Rejoiceを2回聴く (10分)
(歌詞を見ながら、歌っているイメージをする)
4/23(土) AM 8:15~30
キッチンでAgain I Say Rejoiceを聴きながら歌う (15分)
(歌詞をみないで、思い出せないところは見る)
4/24(日) AM 10:00~30
公園(なるべく人がいないところ)でAgain I Sayを2回歌ってみる。
次にI Love the Lordを聴きながら3回歌ってみる
etc...
------------------------
このように、いつ、どこで、何をやるかを具体的に計画して、
スケジュールされていれば、たった1週間でもきっと歌が伸びてきます。
こういったお話は。
ゴスペルだけに限りません。
もちろん、他のジャンルの歌も、楽器の演奏も、スポーツも。
さらには英語の練習、資格の勉強、スキマ時間の仕事にもあてはまります。
ぜひご活用いただけたら幸いです。
by Shinshi...
>>
続きを読む今日、英語スクールの講師の方から
いい言葉を伺いました。
それは、英語の話だったのですが、
結局、英語が上達するのには週に15時間
勉強が必要で、その勉強について、
「いつ、どこで、何分やるか」
これを具体的にきちっと計画を立てて
毎日時間を作ってやることが大事なんだそうです。
これ、まさにゴスペルも同じですよ。
1日の時間の中で、いつ、どこで、何分とって、
何ができるのかをしっかり考えて毎日でも練習
できれば、かなり上達します。
私も英語とともに、ゴスペルも音楽も、そして
このブログも計画的に時間を決めてやろうと、
再び決意しました。
ということで、みなさまもこのお話が上達の
ヒントになれば幸いです。
by Shinshi
今日から2月なので、サイトのデザインを変えてみました。
バレンタインを意識してハートを使ってみました。
さて、昨日は朝から某バンドのリハーサルの後、
オフィス(仕事)に寄って、その後、港区文化芸術
フェスティバルのゴスペル練習に参加してきました。
著名なゴスペルクワイアの一つSoulmaticsの
高城奈月子さんが来られて、ゴスペルを歌うに
あたってのメンタルからのアプローチをいろいろ
教えていただきました。
私たちAJCも、ステージに上がる前にメンバーの
笑顔を作り出すために、ある「おまじない」を
やっております。まさに昨日はそのアプローチの
オンパレードでした。
「Say hi!」や「Make some noise!」から反応を
引き出すこと・・・。あのGreg師時代に聞いて
いたことをほうふつとさせる数々のヒントを
いただきました。
そして、ゴスペルを歌うときに、歌う人たちの間でお互いの力を引き出すこと。
周囲とのアイコンタクトや、ハイタッチなど、コミュニケーションを活性化させる
いろいろなアプローチには、いろいろな気づきをいただきました。
そうですね、個人的に一番印象に残った言葉は、アメリカの有名なメンタルトレーナーのコメントで、
「人生の80%はその人の心のエンジンで決まる」
という内容でしたね。
人生で成功を得られるかどうかは、その人の心の中にもつエンジンから出た
行動で決まる、というのです。
まさにその通りです。
とても共感します。
心の中のエンジンが掛かっていなかったら、たぶんほとんどのことは
達成できなかったことでしょう。
私もこのAJCに関していえば、少なくともここ3年間は走りながら考えてきました。
まさに心のエンジンを頼りに、皆さんとご一緒に走ってきた感があります。
改めて気づかされたことに、高城さんに感謝です。
歌もさすがでしたし、ご指導もさすがでした。
そして、ゴスペルを歌うにあたってメンタルからのアプローチの
大切さも再び実感しました。
これからも前を向いて、進んでいきたいですね。
by Shinshi...
>>
続きを読む急に寒くなりましたね。
気温差が10℃以上あると、さすがに
身体にこたえてきます。
この季節は、朝晩の寒暖差が激しく
風邪をひきやすいばかりか、歌うのにも
大切なのど・はなにも影響が大きいです。
ということで、のど・はなケアの3大対策です。
・マスクをする(寝るときも)
雑菌が口に入るのを防ぐこと、温度を保つこと(口も鼻も)、
湿度を保つ(口の中を乾燥させない)こと、これらが体調
管理に非常に大切になってきます。
これをまとめて守ってくれるのがマスクです。
・あめをなめる
言わずと知れた話ですが、かんきつ系や
ハーブ系、はちみつ系などが、効果的と
言われてます。
最近は「ボイスケアのど飴」や「龍角散
のど飴」がボーカリストの間で多く使われ
てます。
※と、以前このブログでも紹介した気がします。
・リスク(人ごみ、乾燥、寒さ、ほこり、たばこetc)を避ける。
当たり前のことですが、のど・はなにとって
リスクのあることは大体わかってますから、
できれば、自らこれらに近づかないことです。
とはいえ、毎日の通勤ラッシュや、寒い日の外出、
たばこの煙がただよう職場にいなければならない
など、避けられない状況もあります。その場合は
マスクなど、自ら予防策を張るのが一番です。
ということで、みなさまくれぐれも
体調管理にお気をつけくださいませ。
ではよい一日を。。。
by Shinshi
8/31は野菜(831)の日らしいですね。
単なる語呂合わせですけど。
普段、野菜を意識して取るように心がけてても、
どうしても食事の時間がとれないと野菜ジュース
に頼ってしまいます。
野菜、毎日350g食べる目標をクリアすれば、健康な
体におのずと近づく気がします。
リスクの少ない健康な身体にしたいものです。
さてさて、今日はひさびさにボイストレーニングのネタをひとつ。
声を長く出し続けるロングトーンの練習。
その重要性は、以前このブログでもお伝えしましたが、
実はそれに加えて、声の強弱も大切なのです。
例えば、10秒間、声を同じ高さでロングトーンとして出し続ける中でも、
・前半5秒をだんだん声を大きく
・後半5秒でだんだん小さく
してみてください。
お腹を意識してやってみると、より効果的です。
すると、結構効きますよね、お腹が(^^;)。
声をコントロールすることと、息が長く続くことの
両方を意識することで表現力がグンと変わってきます。
ぜひお時間あるときに、お試しください。
by Shinshi
プロの歌手の方々を拝見すると、
普段から鍛えて体力をつけている
方が多いです。
もちろん全員が全員ではないですが、
一流と呼ばれる方々は、やはりひと味違います。
毎朝走り込みをしたり、ジムで2時間汗を
流したりと、体力づくりを欠かさないそうです。
あるボイストレーナーに聞いた話ですが、
体力をつける理由としては、大きく3つ
あるそうです。
1.長時間に渡るライブやレコーディングを
最後まで全力で乗り切る力をつけるため
2.体調管理のため(ライブで絶対穴をあけないため)
3.歌に必要な筋肉を鍛えるため。
で、今日は上記3の歌に必要な筋肉にフォーカスを
当ててみたいと存じます。
歌声に関わる筋肉のポイントは3つ。
・腹筋
・背筋
・横隔膜
だからと言って筋肉隆々なスポーツ選手は歌がうまい訳ではないですが、
少なくとも大きなかけ声をだしたり、遠くまで響く声を出せることは、
筋肉の付き方と多少関係してます。
歌声も必要な筋肉を鍛えれば、声の大きさや太さなどに
良い影響を与えることができます。
毎日少しずつ、体力をつけていくことも歌うことには大事なんですね。
by Shinshi
今日は、久々に夕方から自由な時間ができたので、
AJC関連のことに取り掛かってました。
Summer Gospelに向けたチラシデザイン製作、
チケットの印刷、プロジェクターのことなど、
するなかで、ちょっとだけ前回の練習の録音模様
を聴きながら、作業をしてました。
すると一つ重要なポイントに気づいたことがあって、
いつもの練習時にご自身の声(皆さんの声)を録音
されている方と、録音していない方の成長度に、
大きな違いがある、ということです。
さらに掘り下げてお話すると、たとえ録音されていても、
その後聴いても、何も思わなければ、何もしなければ
成長していなくて、聴いて「気づいたこと」に向けて
カイゼンしようと練習されているかどうか、が重要な
ポイントになります。
大事なことは「自分の歌声と向き合うこと」です。
そしてこう治したい、こんな声にしたい、とご自分で
気づくところから始まります。
ここは私たちの最初の師Gregがこだわったところ、
とも言えます。
このAJCが立ち上がった初回練習の持ち物リストに
「ICレコーダー、または録音できる機器を持ってくること」
と書いてありました。その重要な目的の一つがこれです。
私もあまりいろいろ大きなことを言える立場にはないのですが、
幼少時のピアノの演奏の時にも、それからボイストレーニングを
受けたときにも、このことを強く言われました。
自分の演奏は好きじゃなかったし、自分の声はもっと嫌いだったの
ですが、嫌いなりにどうすれば少しでも良くできるのか、ということを
小さなカイゼン・トレーニングをいろいろ積み重ねて、ようやく少しずつ
ですが、変わってきたのだと思います。
※最近本業が厳しくて、ちょっと時間が作れずまずいのですが、
これから徐々にSummer Gospelモードに持っていきます。
ぜひ、練習には自分の歌声と向き合うために、録音されて
聴かれることをおすすめします。
by Shinshi
何ごとでもそうですが、続けていくことに意味があります。
ちょっとでもやめてしまうと、すぐにダメになります。
ゴスペルも然りです。
歌う練習をちょっとでもやめてしまうと、すぐに歌のカンがおとろえてしまいます。
ピッチ(音程)も。
リズム感も。
振り付けも。
そして以前は歌詞を見ずに歌えた曲でも、すっかり忘れてしまうのです。
練習を、
1日サボると自分がわかる
3日サボると仲間がわかる
1週間サボるとお客様がわかる
というのは、昔からバンド仲間の間で伝えられてきている一つの格言です。
私も25年以上やってますが、それを実感してます。
練習を続けることをやめた時点で、せっかく今まで積み上げてきた努力が、
元に戻ってしまいます。
どんな素晴らしい機械でも、しばらく使わなければサビて使えなくなってしまいます。
成長を続けるには、少しのスキマ時間でもいいので、毎日続けることです。
泳ぎ続けることで生き続けることができるマグロやカツオと一緒です。
機械と同じで、サビないように、自分を磨き続けることが大事だと痛感してます。
続けることにこそ、意味があります。
by Shinshi
月に1~2回ペースで、ボイストレーニング関係のお話を
させていただいているのですが、今日はよい歌声を出すための
基礎的な部分のお話をします。
いくら音程がとれていても、声があまり続かなかったり、
そもそもボリュームが弱かったりすると、歌声そのものに
パワーが出ません。
ゴスペルの大事な特徴の一つは「パワー」です。
そのパワーをつけるためには、まず基礎体力づくりから
必要になります。
歌に必要な体力をつけるには、まず優先してきたえるべきところが
大きく言って2つあります。
1.持久力
もっとも基本的なところです。
ステージに立っている途中で「疲れた」といって、パフォーマンスが
落ちては困ります。
それに途中から声が出なくなったり、拍手ができなくなったりすると、
一人だけ振り付けやアクションが弱かったりして、クワイアの中でも
目立ってしまいます。
ステージ上である程度長い時間を歌い続けるスタミナ、声を出し続け
る力(肺活量)をつけることが大事です。
そこで、以前ボイストレーニングの複数の講師に「どうすればスタミナ・
肺活量がつきますか?」と聞いてきたのですが、おおよそ3つの回答に
集約されます。それが以下の3つです。
【持久力(スタミナ・肺活量)をつけるトレーニング】
1)マラソン・ジョギング
2)ウォーキング(少し長め)
3)水泳・ウォータービクス(水中ウォーキングでも可)
なるほど、ですよね。
マラソン・ジョギング・ウォーキングは持久力をつけること、
水泳は持久力に加えて、肺活量もきたえることができます。
AJCでもマラソン・ウォーキング・ジムでのエクササイズをやられて
いらっしゃる方が多いです。たしかに、理にかなってます。
ちなみに、私は飛びつきやすいところで、数年前から週2~3回の
ウォーキング(10km程度)と、月1回程度の水中ウォーキングを
スキマ時間をみてやっております。
ステージを完走するのに役立っているのは間違いありません。
2.腹筋
当たり前のことですが、声を出すのに腹筋を使います。
ここをきたえることは、よい歌声を出すことにとても重要です。
このブログでも、何度かお話させていただいてます。
腹筋は、普通の腹筋よりも「足上げ腹筋」の方がよい、と勧められた
ことがあります。これは声を出す筋肉(下腹の方)をきたえるポイント
に直接効いているから、と言われました。
ちなみに足上げ腹筋は、
1)あお向けに足を伸ばして寝る
↓
2)足を伸ばしたまま30度の角度くらい上げて、下げる。
このくり返しです。
最初は10回、1週間ほどで慣れてきたら15回・・・と
増やして、最終的には100回くらいできると、声に相当な
力が出ているはずです。
(私は60回あたりで苦しくなってカベがありましたが、
今は大丈夫になりました)
以上、まるでスポーツジムのようなお話になりましたが、ぜひ
お時間のある時に少しずつで結構ですので、試して効果を実感
いただけたら幸いです。
by Shinshi
数ヶ月前から咳が取れないのですが、のどの調子もずっといまいちです。
そこで、今日の話題は「のど飴」について、語ってみようかと思います。
数年前ですが、どののど飴が「歌に効くか」について、ボイストレーナーや
ボーカルの友人たちにさんざん聞いて回ったことがあります。
一番多かった意見は「龍角散のど飴」と「はちみつきんかんのど飴」でした。
どちらも私もよく買ってたので「やはりな」と思って確信していたのですが、
ここへきて新たな成長株を発見しました。
それが、この
ボイスケアのど飴/カンロです。
なんでも「音楽大学との共同開発」とパッケージに書いてあります。
ちょっとだけお高めです。
ちなみに私はカンロ社の回し者ではありません(笑)。
なぜこれに気づいたかというと、近所のクイーンズ伊勢丹で偶然発見したのがキッカケで、
「音楽大学との~」のパッケージのくだりを見て、「またまた~」と笑いながら
冗談半分でためしに買ってみたところ、声の調子が案外いいんですよ、これがまた。
普段、会議やプレゼン、歌・コーラスなど、なにかと大声を張り上げる機会が
多い私でして、ちょっとだけ(いや結構)実感しました。
でも、のど飴をなめたからって、歌がすぐうまくなるワケではなく、
声の調子がいいという話で、練習は練習でやはり必要なんですけどね(笑)。
みなさん、おすすめの一品ってありますか?
では、Have a nice day.
by Shinshi
PS:
年末はみなさんお忙しいですよね。
お体にお気をつけくださいね。
風邪もインフルも流行ってますので。
私も、師走(しわす)のしわ寄せが、かなり来てます。。。
季節の変わり目になって、風邪をひいて
しかも、結構長引いている方々が多いようです。
特に今年の風邪は、せき、はなみず、お腹の痛みが
特徴だそうで。
特にせきが厄介ですね。
長いこと悩まされている方々が、私のまわりにも本当に多いです。
歌われる方にとって、せきは本当に辛すぎですよね。
練習するにもつらいです。
AJCにも、せきがひどい中、頑張って先日のステージに
立って歌った方もいらっしゃいましたね。
そこで、今日はせきに効く食べ物、飲み物を一挙にお伝えします。
薬膳の観点から、過去に聞いた(もしくは本で見た)ものは
以下の通りです。
しょうが
はちみつ
なし
だいこん
ぎんなん
ねぎ
温かい飲み物(コーヒーなど)
※ちなみにホットウーロン茶とホットミルクは、
逆効果だと、某TV番組でも最近言ってましたね。
ま、大半のものはご存じだと、思いますが、
これらは薬ではないのですが、効果があると言われてます。
この中では、はちみつとしょうがとお湯割りが
最強の組み合わせな気がします。
ぜひお試しください。
by Shinshi
PS.
実は私もせきが長引いてます(苦笑)。
でも最近この食べ物を使って、結構やわらいできてますよ。
昨日、「どうして、ピアノの伴奏から、指揮から、バックトラックのレコーディングも
しながら、イベントの企画・調整からチラシ・ポスター・プログラムまでする
必要があるの?なぜ外に仕事を出さないの?」と、あるバンドのお方から訊かれました。
いいご質問ですね。
せっかくの機会だからお答えしましょう。
大きく言って、4つの理由があります。
-----------------------------
1.コストを抑えたいから(笑)
2.一定以上のクオリティを確保したいから
(一応、私もプロデューサーの立場なので、一連のプロセスや、
出来ばえのクオリティに責任があるので)
3.スピードが重要だから
(未経験の方にお任せして、育成をはかるほどの時間的な余裕が
ないので)
※もしこれが仕事だったら、絶対どなたかにお任せします。
でもこれ仕事じゃないんで(笑)。
4.AJCの皆さんには「歌をみがくこと」に集中いただきたいから。
-----------------------------
この中で、特に一番重要なのは、4の「歌をみがくことに集中いただきたいから」です。
この集団は「歌いたい人」が集まっています。
皆さん、歌がうまくなりたい、みんなと一緒に歌いたい、心をこめて
歌を届けたい、Gospelで楽しい時間を過ごしたい、元気になりたい、
と思っている方々ばかりです。
皆さんそれぞれに日々の生活を抱えておられます。
日々のお仕事が忙しい方はもちろん、小さなお子さんのお世話、
介護をされている方々、ボランティアにお忙しい方、などなど
お一人お一人が大変な毎日を過ごされています。
そんな皆さんにとって、歌うことは「希望」なのだと思います。
毎日、ご自身と向き合う時間を作っていただいて、歌っていただくことで、
歌がうまくなっていくプロセスはもちろん、みんなで一つのステージを完成
させていき、成功に終わったときの充実感・達成感を味わっていただきたいのです。
なので、私がお役に立てることは「皆さんが歌を練習するための時間と、
キッカケを少しでも多くつくること」なのです。
余計なご心配をされなくても、雑務はできるだけこちらでしますので、
どうか歌の練習に専念なさってください、ということが、私かお伝え
したかったメッセージであり、いろいろさせていただいている理由に
なります。
※ご質問に答えてますでしょうか?
最後に、歌をみがくこと、についてお話します。
「みがく」と言ってもカンタンではありません。
ちょうど靴をみがくのに、似ています。
ざっと靴全体を見渡して、汚れを発見し、
どんな手段で汚れを落とすか考えて、コツコツと
汚れを落としてきれいにしていくのです。
歌も一緒です。
何度かこのブログでもお伝えしてますが、まずはご自分の歌を
(カラオケでもいいので)録音して聞くところから始めていただきます。
そして、気づいた問題点を書き出すのです。
この問題点を克服すれば、うまくなるのですから、何回も問題のところを練習します。
そうすると、いつのまにかレベルアップしていきます。
やらない方のほうが圧倒的に多いですが、1~2ヶ月すると
やった方とやらない方の差がはっきりしてきます。
続きはまた明日に。
by Shinshi
いよいよ明日ですね。
「あと1日」と左に表示されて、実感がわいてきました。
ちょっと昨日の深夜レコーディングから今日の夜にかけて、
いろいろありすぎて、もうネタに尽きないのですが、せっかく
明日はイベントもあるので、今日はひとつ
「ライブ本番の前に心がけること」というテーマで、
お話をすすめていきたいと思います。
ポイントは3つです。
1.本番前に歌いすぎないこと。
これGreg師も、本番当日に言ってましたよね。
当日はもちろん、前日もそうです。
頑張って、一日中朝から晩まで歌っても、声が枯れてしまい、
のどを痛めてしまいますからね。
だからと言って「まったく歌わない」のもNGです。
ちょっと歌うのをサボって間隔が空いてしまうと、曲の歌い出しの音を忘れたり、
パート別に分かれるハーモニーの部分が隣のパートにつられたり
してしまいます。
率直に言いますが、本番前までに全く練習しない人、久々に本番に歌う人、
「なんとかなる」と思っている人、こういう人が一番困ります。
じゃ、どうすればいいのか?
まず1曲あたり「1~2回だけ」と決めて、曲を聴きながら歌ってみることです。
前日にもやることに意義があります。
これ以上はNGです。最大で2回までです。
その後は曲を何回も聴きながら「歌うイメージ」をすることです。
自分のパートの音をしっかり聴いて、それを歌いこなしている自分を
イメージすることです。もちろん、振り付けしている姿も含めて。
このイメージトレーニングは、効きます。
某プロのアーティストもやってます。
私も有名人の楽屋でこのシーンを何度も目撃しています。
2.自分の歌う音を録音してみる。
前日にやることではないかもしれませんが、あえて向き合ってください。
最初は、恥ずかしいかもしれません。
でもその恥ずかしいのはなぜか、しっかり向き合うことが重要です。
自信をなくしている余裕はありません。
どこが音程がちがっているのか、リズムが違うのか、音のボリュームの
強弱はおかしくないか、客観的に自分の修正部分を書き出してみましょう。
人に聞いてもらって、身近な人に指摘をしてもらうとよいのです。
そして、翌日歌うときは、そこに気をつけるのです。
これをやると、ぐっと変わりますよ。
3.前の日はゆっくり寝る。
とにかく、体調を整えることが一番です。
本番前にムリをして体調を崩してはいけません。
私も前夜にかけこみで、イベント準備にあたふた
することも多いので、人のことを言えた立場に
ありませんが、「ステージに穴を開けることだけは
絶対に許されない」と先人達(プロ)たちから
たたきこまれてきました。
そこにお客様がいらっしゃる限りは、ステージに立ち
続けないといけない、と。
とにかく、前日は体調を整えるために、
しっかりとお休みを取ることが大事です。
本番に最高のパフォーマンスをするために。
以上です。
もう皆さんも「言われなくてもやってますよ」とおっしゃるかも
しれませんが、案外1も2もやっていない人が大半です。
ぜひ、初心に戻って、お試しいただければ幸いです。
by Shinshi
PS:
明日は、台風こないみたいですね。
気がつくと左側に『あと3日』と表示されてます。
いよいよ「みなと区民まつり」です。
まったく実感なくて、たぶん気づいたら
当日朝を迎えそうです。
でも、当日までにできることがあります。
それは出だしの音を、きちんととらえることです。
歌い始めの音、バラバラなことがたまにあるんですよ。
AJCも油断すると、音がバラバラになります。
特に、歌の一番最初に出す音、いわゆる歌い出しの音が
大事なのです。
この音を確実に出すためのコツは、歌うちょっと前から
ハミング(humming)をして確認することです。
「んー♪」と音程(ピッチ)を合わせておけば、
歌い出しの音がスムーズになります。
ぜひ歌い出しの音に気を使ってみてください。
by Shinshi
昨日、子音(しいん)のことについてこのブログでも触れましたが、
昨晩遅くオフィスで「おっ『子音』のブログ見たよ。オレは昨日ワイン
を試飲(しいん)してきたんだけどね、なんちゃって。」とある中年男性に
言われました。
周囲がしーんとしてました...
ということで気を取り直して、昨日に引き続き、子音の発音のことに
ついて触れていきたいと存じます。
実は、案外よく使う子音を、お伝えし忘れてました。
では早速まいりましょう。
-----------------------------------------
1.thとs
これって、結構日本人が英語で伝える最初の関門、と言ってもいい
発音の違いですよね。
ただ「シング」と日本語読みしただけでは、thing(もの・こと)とも
sing(歌う)とも、どちらにも受け取ってもらえないですからね、
少なくともUSAでは。
think(考える)とsink(沈む、流し台)もそうです。
thって舌を歯と歯の間に入れて発音するのは、ご存知の通りですが、
知ってても、話し慣れてないと、とっさに出てこない発音です。
日本に住む外国人の方に伺うと、日本人であまり英語の話せてない
人の「thank you」は「Sank you(あなたを沈めた(!?)」
に聴こえるといいます。
「サンキュー」じゃダメなんです(むしろ「タンキュー」の方がまだ
通じるらしいです)。
まだ他にもあります。
よくゴスペルの歌詞に出てくる単語ですが、「breath(息)」と
「bless(神の恩恵を祈る)」について、「ブレス」と日本語発音を
してしまい、全然違う意味に歌詞が聴こえてしまう、という話も
外国人の方から時々伺います。
rとlの違いも若干関係してますけどね。
※あ、ウチのオフィス、結構外国人が多いんですよ。
2.thとz、さらにJ
ゴスペルの歌詞でよくある単語の例を出してみましょう。
・Thee
・Jesus
これを「ジー」とか「ジーザス」とカタカナ読みをしてしまうと、
ThもJも同じ発音になってしまいます。
このThも舌を歯と歯にはさんで発音する子音です。
頻繁に使う単語として、the,they,there,then,thoughなどです。
気をつけないと、全くの「日本語ゴスペル」になってしまいます。
Greg師が以前注意していた発音の一つです。
特にtheは頻繁ですからね。
3.tr
これがまたクセものなのです。
よくゴスペルの歌詞で使われる単語として、try,trouble,triumph,
treeなどがあります。これをまた「トライ」とか「トラブル」と
カタカナ読みすると、完全にアウトです。
tryを「トライ(torai)」と読むのではなく「トゥライ」「チュライ」
ぐらいの方が近いと存じます。
また、trとchの違いも、よく聞かれます。
「trance musicと言おうと思ったのに、chance musicと伝わってしまって
外国人の男にヘンな誤解された」と、困った顔をした会社の同僚の女性の話
が記憶に新しいです(笑)。
------------------------------------------------
さて、いろいろ見てまいりましたが、いかがでしたか?
「お客様が全員日本人だったら、子音の発音の違いなんか気にしない
でしょう」と指摘されそうですね。まあ、そういう考え方も否定はしません。
でも、発音をおろそかにすると「本場のゴスペルの雰囲気」が
出ないんですよ。
もちろん今でも、私たちAJC/AGCがしっかり出せているとは言えませんが。
だからこそ発音をきっちりやろう、とする努力は必要なのでは、と考えてます。
今日からでも、子音の発音について、一緒に見直していきたいと存じます。
by Shinshi
PS:
まったく関係ありませんが、このサイトのお話をちょっと。
昨日、このGrupo全体の音楽・芸能・ファッションカテゴリ(438サイト・無料HP)の中で、
私たちのAJCのHPがなんとアクセス第1位になりました(拍手)
!
初めてです。
正直、2~3位はこれまで何度もあったんですよ。
いつもは4~5位くらいが定位置です。
おそらく推測ですが、目黒rootsさんのコンサート後のあたりから、
いつもの1.3倍ほどにアクセスが増えていたので、後押しして
いただいたのかなと存じます。
ありがとうございます。>目黒rootsさんのみなさま
そして全体でも66位(1万以上のサイト中)でした。
さらに、気がつけば59,954PV(本日am2時現在)です。
早いもんですね。そしてありがたいお話です。
いつもHPをチェックいただいている皆様、本当にありがとうございます。
たぶん本日午前中(早朝)にアクセスした人が、6万PVのキリ番でしょう。
あ、景品はないですが、お祝いの言葉くらいなら...(笑)。
今日、実はいろいろ書こうと思って用意していたことがあるのですが、
ちといろいろな事情で、急きょテーマを変更して、久々にボイストレー
ニング系の話題に触れてみたいと思います。
さて、ゴスペルは歌詞が99%以上、英語です。
そりゃ当然です、英語文化ですからね、ゴスペルは。
なので、歌うときも英語の発音を、しっかりと意識してなくてはいけません。
もちろん、みんな頭ではそんなことわかってます。
でも、なかなかこの英語の発音が、歌ってみると案外全員そろわないもんです。
そして、なんとなく「日本語ゴスペル」に聴こえてくるから不思議です(笑)。
音だけ聞いたら「あ、日本のクワイアだ」とわかるのが大半です。
たぶんAJC/AGCもそうでしょう。
※数少ないですが、発音がうまくいっている曲もたまにあります。。。
私たちもちょうど2年前くらいの夏でしょうか、当時の師匠の
Greg Hartdige氏から、結構しつこく発音のことを言われました。
特に、いわゆる子音のことを、何度もリピートされたのを、今でも覚えてます。
「子音」って英語ではConsonantといいます。
もちろん日本語にも子音はありますが、日本の言葉って、ほぼ必ず母音も伴います。
例えば、「か・き・く・け・こ」は「Ka・Ki・Ku・Ke・Ko」と、
子音の「K」に、必ず母音の「a・i・u・e・o」が入ります。
なので日本人は母音の口になっている、とよく言われます。
ところが英語では、「子音のみ」発音することが結構多いのです。
したがって、歌でもそれができるかどうかで、表情の差が出てきます。
有名な歌詞の例として、『Total Praise』で説明してみましょう。
たとえば、
「Lord,I will lift」の「lift」を、「リフト(lifuto)」と
発音しては「日本語発音」です。特に「ft」の発音です。
「mine eyes to the hills」の「hills」を「ヒルズ(hiluzu)」と発音
してはNGです。特に「s(z)」の発音です。
「Knowing my help」の「p」も同様です。「プ(pu)」じゃダメなんです。
この子音の発音を、タイミングも合わせてしっかり子音が発音できるかで、
歌の表情が違ってきます。私たちAJC/AGCもここだけは力を入れてます。
特に注意したい子音は、以下のとおりです。
1)B・M・P(くちびるがくっついて発音するもの)
→これ、発音する時に、くちびるを閉じて、パワーを「溜める」のがコツです。
2)F・V(下くちびるをかむ、あの発音です)
3)L・R(この違い、結構大きいです)
※He Reignsという曲の時に、「He lanes」に聴こえて
意味が違っちゃう、という問題を言われました。
reigns(降臨する)、lanes(小道・・・ペニーレインのレインです)
4)L・N(案外、発音ポイントが似てます)
他にもTh、Ch、Psyなど、たくさんあるのですが・・・ちと長くなってきたので、
そろそろおいとまします。もう結構いい時間なので。
そういえば、Gregも最初、口をすっぱくして発音のことを言ってましたが、
途中から言わなくなりましたね。あきらめたのかな?(苦笑)
私たちも、メンバー(のご主人)にアメリカ出身の大柄な英語の先生Mattさん
がいらっしゃって、「(歌はいいけど)発音は直した方がいいよ」と過去に
指摘をいただいてます。実際、まだまだそうだと思います。
ぜひこのご意見を真摯(しんし)に受け止めて、年末までには少しでも
改善していきたいと思います。
by Shinshi
PS:「子音」の話になると、しーんとします。
昨日のcanacanaさんのゲスト出演のお知らせが、意外なところで反響を
いただいて、アクセスがいつもより若干多かったです。また折りを見て
レポートします。
と言っても、イベントが直前のバンド練習一回しかないんですけどね(笑)。
さて、今日は話題がうって変わって、先日お問い合わせいただいたご質問
にお答えします。
先日レコーディングされた音を聞いて「鼻声ってどうやったら
治るんでしょう?」というお問い合わせをAJCメンバーから
いただきました。
録音を聞き直してみましたが、正直、私はそんなに気にされるほどでは
ないのでは、と感じたのですが、一端気にすると気になって仕方ない
というのも理解できます。
まず鼻炎(アレルギー性)とか、普段から免疫が弱くて、風邪をひき
やすい、あともともと鼻がつまりやすい等のお話ならば、耳鼻科に
行かれることをおすすめします。
※ちなみに、私はこれです(笑)。
でも行く時間がなかなか取れないですね。
そうではなくて、普段は何でもないのに、単に鼻にかかって声が
出ている気がするというお話ならば、まずカンタンにチェックする
方法があります。それは、
鼻をつまんで、あいうえお・かきくけこ・・・と言ってみましょう。
この声をご家族の方などに聞いてもらってください。
「なにぬねの」「まみむめも」「ん」以外でも鼻声に聞こえるようなら
声が鼻から抜けていない、つまり鼻声で歌っている可能性が高いです。
そもそも「あいうえお」の母音が鼻声ならば、かなりNGな状況です。
口の中で鼻側へ息がとまる状態になると、声がこもってしまいます。
声をまっすぐ前に出すことを意識しましょう。
鼻をつまんで「あいうえお」がはっきり発音できるように、練習して
ください。まずはここからです。
次に「かきくけこ」を鼻をつまんで言ってみます。
子音のKを意識しながら、K+A(あ)を先ほどの母音の発音のように
声を前に出して言っているか、チェックされてください。
あとはサ行(子音のSを意識)タ行と、同じことの繰り返しになります。
ぜひ鼻声の解消に向けて、逆に鼻をつまんで発音の練習をされることを
おすすめします。
by Shinshi
PS:
たぶん他のサイトでも同じこと言っていると思われますよ。
私はボイトレの先生(友人)から昔聞いた話をお伝えしたまでですが。
昨日、金沢明子さんの「ロウソクの炎を揺らさない」CMを話題にしたところ、
「古いね~」と言いながらうれしそうな反応を、50~60代の方々からいただきました。
※ちなみに「日東あられ」のCMだそうで。私の世代でおそらくギリギリです。
さて、今日でロングトーンも最終回です。
昨日は私が過去にボイストレーニングを受けた(してきた)際の
ロングトーンの練習方法をご紹介しましたが、「他にも声を伸ばす
ための手段はあるよ」という情報をいただき、その中から、
広瀬香美さんがNHK Eテレでやっていた講座で、ロングトーンを
紹介した時のポイントが良かったのでご紹介します。
◎ロングトーンは「カラダ全体を使って声を出す」。
イメージは3段階
1)声の出発点はお尻(お尻をすぼめて)
2)キリンの首のように
3)頭の上の風船を割るイメージで
映像もありますので、下記サイトの3分20秒~6分過ぎあたりまで
ご覧いただくとわかりやすいです。
ちなみに練習ですが、女性のロングトーンの練習曲として、有名な曲のひとつに、
この曲があります。
↓
サビの「And I~」がまさにロングトーンですよね。
10秒くらいのロングトーンが練習できます。
男性用の練習曲のひとつとして、下記のような曲もあります。
サビの「A Lovely Day」がロングトーンです。
特に3分過ぎからは20秒以上のロングトーンがあります(笑)。
すごいなBill Withersと思います。
皆さんも、ぜひロングトーンを少しずつ練習に取り入れてみてください。
by Shinshi
PS:
余談ですが、以前Rockバンドのボーカルさんから
「オレはBurn(Deep Purple)でロングトーンを習得した」
というコメントをいただきました(笑)。
たしかに私もコーラスやったことありますが、サビの「Bur------n」は
なかなかキツいんですよね。
私もロングトーンの練習をバーンとがんばらなくては・・・
昔、「ロウソクの炎を揺らさずに歌う」という歌手のCMを
見たことがあります。たしか金沢明子さんだったと思います。
これ、民謡の世界での「ロングトーン」です。
一つの音をずーっと揺れずに保ったまま、さほど息を使わずとも、
同じ音で伸ばし続けるという一つの術です。
ゴスペルでも共通点があると存じます。
長い時間安定した音を伸ばすには、二つの要素が必要です。
1)呼吸のし方
言わずもがなですが、腹式呼吸です。
胸で息をするより、お腹で息をして声を出す方が、
強くて長く太い声が出ます。
でも、腹式呼吸からさらに1.5倍長く声を出すためには、
「全方位に胸を開いて呼吸をする」というワザがあります。
手を斜めに開いて、大きく胸を開くと、さらに呼吸できる領域が
広がるのです。
歌手の方は自然と手を広げて歌っていますよね?
あれ、無意識に呼吸領域を広げているのです。
2)声を出す姿勢
実はこっちの方がすぐに効果が出やすいです。
具体的には「顔を上に15度上げる(あるいは視線を15度上げる)」 です。
まっすぐ前よりちょっと上を見るのです。
そうすると、声・息が通りやすくなり安定します。
よくある話ですが、楽譜を見ながら歌っている人は、
少し下を向いて歌ってますよね。
あれでは、声の通り道をふさいでしまいます。
せっかくもっと良い声が長く出せるのに、パワーを
半減させてしまってます。もったいないのです。
※「楽譜や歌詞を見ないで歌ってください」とAJCでも
お願いしているのですが、実はそのためでもあります。
あるボイストレーニング教室では、鏡張りの部屋で、
少し上の方(180cmあたり)に「★」マークが
貼ってあり、講師が「★」を見てロングトーンをやって
みましょう、と指導しているそうです。
ちなみに上を向きすぎると、かえって声が苦しくなるので、
”ちょっと上”を向くのがコツです。
どちらにしても、声を伸ばし続けること、体にとっても
鍛えられるのでとてもよいことですので、ぜひお試しください。
でも、くれぐれもやり過ぎて、声が枯れたりしないよう、
ご注意ください。
by Shinshi
PS:
という私も、先日猛反省して、ピアノを弾きながら
歌うことを想定した、「座りロングトーン」をしてます。
ちょうど昨日ロングトーンが課題、というお話が出たので、
今日はこの話題に触れてみようと思います。
ロングトーンとは、一定の音程をずーっと伸ばし続けることです。
歌だけでなく、管楽器(トランペット・サックスなど)でも使う
用語です。
で、今回はもちろん歌の話ですが、ゴスペルを歌う上でも、
このロングトーンは非常に大事です。
Total PraiseやI Love the Lordなど、ハーモニーを聞かせるのに
同じ音程をずっと一定に保って出し続けることは非常に重要です。
実はこれが揺れる人が大半なのです。
私ももちろん気をつけてはおりますが、疲れている時や
油断をしていると、この「揺れ」に襲われます。
ロングトーンをやられたことのない方、ためしに今「あー」と
ずっと声を伸ばし続けてみてください。
最初は音が一定でも、少し時間がたつと音が上下にゆれたり、
弱くなったりしませんか?ご自分で気づかれない方は
他の方に聞いて確かめてもらうと良いです。
経験不足の方だと、だんだん低い音(フラット)になってきたり
します。
これが、ゴスペルを歌うときにハーモニーが合わない原因に
なってしまうのです。
ではきちんと一定の音を伸ばし続けるには、どうしたら良いので
しょうか?気になりますよね。
ということで、次回その対策・練習法をお伝えしたいと存じます。
あくまでボイストレーニングとして、のお話をします。
by Shinshi
PS:
引っ張ってるな、と思っている方いらっしゃいますか?(笑)
実は、ここで考えていただく時間を作っているのですよ。
梅雨明けして、一気に暑くなりましたね。
昨日は「大暑」で、暦の上では一年で一番暑い時期に
入ったことになります。
今日も東京では最高34~35℃が予想されてます。
こんな日に外出される場合は、水分を取ることも重要ですが、
室内でも、冷房による夏風邪が流行っているので、のどのケアも
大事になってきます。
ということで、今日は「のど」を守るためのお話をしようと
思います。
冬は乾燥するので、加湿器を使ったり、のど飴をなめたりと、
気を使う方も多いのですが、夏は湿気が多い先入観があるせいか、
案外のどのケアを忘れがちです。
でも、実は夏こそ冷房などの影響で、のどがイガイガする方も
結構いらっしゃるのです。
油断禁物です。
そこで、本日は私が知っている限りの、夏ならではの「のどケア」情報をお伝えします。
特にステージ本番や、歌を練習する日に気をつけたいことです。
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1)そもそもエアコンの風に当たらないこと
あの風は乾燥して、のどがカラカラになる人が大半です。
直接、エアコンの風に当たるのは避けましょう。
2)水分を良く取る
基本中の基本ですが、のどを乾かしてはいけません。
常にこまめに水分を取って、のどをうるおしてください。
できれば水・スポーツドリンクなどが理想です。
3)お酒/たばこを控える。
当たり前ですが、どちらものどに影響はよくありません。
たばこはもちろん、お酒もアルコールによる利尿作用で
水分が出て行きます。ほどほどに。
4)カフェイン(コーヒー・紅茶・お茶・コーラなど)は最低限にする
これらにはアルコールと同様に、利尿作用があって水分が出て行きます。
水分補給だからと言って、コーヒーの飲みすぎなどは逆効果です。
(私もコーヒー好きなので、本番前は気をつけてます)
5)オレンジ・レモン・ライムジュースなど、柑橘系の飲み物を取る。
ビタミンCは、のどに良い効果をもたらします。
特にのどについたゴミや粘膜を、きれいにしてくれる効果が
あると言われてます。
6)あめをなめる
のどをうるおす効果があります。
※これはさすがに皆さんご存知と思います。
7)せきをしない・大声(シャウト・わめき声)を出さない
せきや大声を出すと、かえってのどを痛めます。
練習でもないのに、大声を出して騒いだりするのは逆効果です。
8)乳製品・脂肪の高い食品などを控える(特にステージ本番前)
牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、チョコ・バナナ、揚げ物などは、
のどに余計な粘膜を張ることになります。
結果として、粘膜の分泌を促して、たんが絡むようになります。
※私はこれがあるので、本番前(および練習前)には食事を絶対にとりません。
-----------------------------------------------
以上、参考になりましたか?
私がこれらのことを知ったのは、某Y社のプロの方や、
過去お会いしたボイストレーナー、そして今までご一緒した
プロのボーカリストさんから聞いたからです。
ぜひ、皆さんにもお役に立てれば幸いです。
by Shinshi
PS:
全く関係ありませんが、最近「のどの(野殿)」さんという苗字の
方からメールが来ました。
珍しい苗字だったので、「どの のどのさん?」とか
「のどのさんののどは、どののどあめがのどのケアに効くの」的な
早口言葉が職場で少し盛り上がってたことを思い出しました。
よく「この音低すぎて歌いづらい」とか、
「低い声だとボリュームが小さくなってしまう」
「低い音が安定しない」というお話を伺います。
今日は、この低い声にスポットを当ててみたいと思います。
低い声が出にくい人は、たぶん普段使っていないから出ないだけで、
訓練すれば出るようになります。
声の出し方には基本的に4種類ほどあって、低い順から、胸声、
中声、頭声、ファルセット(裏声)とあります。
※ボイトレの先生によっては、ミックスボイスやエッジボイスなども
この中に入れる人もいますが、今回は置いておきます。
この中の胸声(きょうせい)が今日の話題です。
低い声をきれいに出すには、文字どおり胸から舌の奥にかけて
一本のまっすぐなパイプがある感じで声を出すと、安定した太い
低い声が出る、と言われてます。
※以前、ボイストレーニングの講師に教えてもらったことを
そのまま書いてます(笑)。
胸のあたりから声を出すイメージを持ってください。
練習するときのコツとしては、結構有名な方法として、以下の
3つがあります。これは別のトレーナー友達から聞きました。
・「まみむめも」の音で練習してみる
※特にミ・レ・ドと段々音を下げながら「まー」と声をだしていくと
出やすい。
・低い声は、腹式呼吸が大原則。
・喉も、口の中も大きく開けて声をだす。
低い声が出るようになってくると、低い声で歌いたくなるものです。
そんな時は、いつも歌う曲を3~4度ほど下げてみるという方法が
あります。
ぜひお時間あるときに、チャレンジしてみてください。
by Shinshi
PS:
AJCのメンバーの方、いつものYou're All I Needを
原曲のキーで歌うと3度下がりますよ。
PS2:
胸声の練習は今日せい、という話を聞いたことがあります。。。
意外と高い音の話は、悩みとして多いので、
昨日に引き続き、この話を掘り下げてみます。
高い音が出ない、出せない、大きな声で出したい、
とよく聞きます。
生まれつき高音が出ない人はいません。
人間は誰でも高い音を出すエンジンを
持ってます。そのエンジンを普段使って
いないと、錆びついて動かなくなって
しまうだけなのです。
もう一度、エンジンを磨いてあげれば
いいだけなんです。
ちょっと話題がそれますが、
普通に歌っていると、高い音を出す時には、
裏声になるのが普通です。ドレミファソと、
声を上げていくと、ある高さから裏声に
変わります。
そこで気づくのが、裏声(ファルセット)に
なると、音のボリュームが急に下がってしまう、
弱く聞こえてしまうのです。
もちろん音を取るのに裏声は大事な要素ですが、
曲のサビ(Chorus)で高い音でff(結構強い大きな声)で
歌わないといけない時は、大きな声が出ないものです。
そこで裏声というより、頭声(ヘッドボイス)が
有効なのです。
ヘッドボイスはある程度勢いが必要です。
お腹の下の方から頭のてっぺんよりちょっと後ろに
向かって、腹筋を使ってカーンと高い音を出す
イメージです。
腹筋を鍛えると良い、という話もありますが、
頭声を出す練習をした方が良いです。
コツがつかめれば幅が広がってきます。
ぜひおすすめします。
by shinshi
PS.こつこつと練習して、コツをつかむことが大事です。。。
昨日はMagaeさんに楽しいブログを
書いていただいたのですが、本日は
再び私(Shinshi)に戻りました。
さらっとシャレたコメントも言えない
不器用なタイプなので、今日はボイス
トレーニングに役立つネタを少し。
高いキーの声を出すときに、声が細くなる、
苦しそうな声になる、のどが詰まったような
声になる、というお悩みの方によく出会います。
※そもそも高い声が出ないという方もいらっしゃいます。
頭声(ヘッドボイス)って聞いたことありますか?
まっすぐ立って、おなかから、頭のてっぺん(つむじ)に
突き抜けるような意識で、声を出すことです。
下から上へ、カーンと突き抜けるような感覚で
高い声を出すのです。
ぜひ、練習などでお試しください。
この続き、もう少しお話したいので、明日に続きます。
by Shinshi
PS:
人にはそれぞれ、ハイトーン(高い声)を出せるエンジンが入っとんです
大きな声、よい声を出すには「おなかから声を出して」とよく
言いますが、「そんなこと言っても、おなかに力が入らない」
とか、「おなかの力の入れ方がわからない」と言われます。
でも、のどから声を出すイメージだと、歌うときに細く小さい声に
なってしまいます。
ということで、今日はよい声、大きな声に向けて、おなかに力を
入れる練習を少しご紹介します。
※と言っても、私も昔、ボイトレの先生に教えてもらったのですが。
今日ご紹介するのは「壁押し」という方法です。
1.家の中の壁に向かって30cmほど離れて立ち、
少し壁に向かって前傾して、手を壁に当てる(腕立て伏せのような手で)。
2.手で壁を押した瞬間に「はっ!」と声を出す
(このとき、おなかの下の方の筋肉に力が入るのがわかりますか?)
これをちょっと繰り返すだけで、おなかに力を入れて、
声を出すコツがつかめる、と言われてます。
※個人差はありますが、ヒントになるようです。
お時間あるときに、ちょっと試してみてください。
by Shinshi
PS:
おなかのなかから声が出るようになると、なかなか楽しくなってきます。
昨日、歌の練習を普段どこでやっているか、
というお話をしましたが、意外に反応を
いただいたので、今日はさらにいろいろ伺った
場所をご紹介します。
1.スタジオ
もちろん街角のスタジオです。
音響は整ってます。
周囲を気にせず気持ちよく歌えます。
週一回くらいなら、費用も気にならない
かもしれません。
自宅にスタジオ・防音室があるお方は、
毎日気が向いた時に気がねなくできます。
最強です。
2.物置、トランクルーム
なるほど。人がいなければ防音室と同じかも、
ですね。歌うスペースがあることと、換気が
しっかりしていることが前提ですね。ほこりっ
ぽいところだと、体に良くないので、お気をつけて。
3.車の中
これは、男性に多かったご意見ですね。
大音量でカーステを流しながら、大声で
歌うのが爽快らしいです。
確かに窓を閉めれば防音室です。
昔、私もお世話になってました。
たまに窓全開で大音量で音楽をかけて
叫んでいるドライバーを見かけますが、
見苦しいものです。
そもそも運転に集中いただきたいので
間違っても歌や音程に気を取られて、
事故を起こさないようにお願いします。
4.台所
これは昨日AJCの方から初めて伺いました。
食事を作りながら、洗い物をしながら歌う
「ながら歌い」ができて、一石二鳥です。
まだまだあります、が、今日はこの辺で
by Shinshi
たまに聞かれることがあるのですが、
「どこで歌う練習をすればいいですか?」
というご質問をいただきます。
家で歌うと、家族の耳が気になったり、
隣近所に聞こえないか心配したりするので、
みんなどこで歌っているの?というお話です。
そこで、私が過去のボーカルの方や、
クワイアの方に伺った中で、いくつかを
ご紹介します。
1.カラオケ屋
真っ先に思いつく選択肢ですね。
友達を誘ったり、最近は一人カラオケも
ありで、自分の声を思いっきり出せる
環境の一つです。唯一の課題は毎日やるには
コストがかかる点です。
2.海・川・山
ちょっと離れた自然の場所だと、大声を出しても
迷惑になりません。
私もお休みの早朝に隅田川のほとりや、
たまにお台場の砂浜を歩いていると、
クラシックを歌ってたり、楽器の練習をしている方を
見かけます。
そういえば私が学生の頃、隣の学校のO黒さんという方が
毎朝、うら山に向かって大きな声で歌を練習していたという
話が有名だったのですが、なんと彼女はその後メジャーデビュー
して、いまや大物アーティストになりました。
歌う環境と、たゆまぬ努力って大事ですね。
しかもこれならコストもかからずいいですね。
でも、都心だとなかなかないのが難点です。
3.お風呂
これは、最近伺った中で目からウロコだった場所です。
※もちろんAJCの方に伺ったお話ですが。
天然のエコーがかかっていることが心地よいというのと、
自分の声の「返し」が確認できて良いという、なるほど感
がありました。
これなら家の中だし、お金もかからず良いのですが
最大の課題は「勇気」です。
※ご近所には聞こえてない、と自信を持って歌うか、
むしろ自分が人に聞かせるくらいの気持ちで歌うこと
ですね(上手な方だからこそなせる業です)。
さて、皆さんの練習場所はどこですか?
by Shinshi
PS.私は深夜の帰り道です。
車通りの多い道路で人がいないのを
確認しながら練習してます。
まさに今?(笑)
すっかりGWに入って、高速道路の渋滞や
鉄道・飛行機の混雑、行楽地の賑わいが
ニュースになってます。
そんな中、皆さんは歌を歌ってますか?
普段から歌っていないと、すぐに歌う力は
衰えてしまいます。
楽器でも、習い事でも、スポーツでも、
ちょっと練習をしないと、すぐに忘れて
しまいます。しかも困ったことに、一週間や
二週間何もしないと、かえって油断してしまい
衰えてしまいます。
これは歌うことにも当てはまります。
しばらく歌っていないと、音程がおかしかったり、
声のボリュームが出なくなったり、歌詞を
忘れたりした経験はありませんか?
それはなぜなら、歌う練習をしないからなのです。
かくいう私も他人ごとではありません。
仕事にかまけて一週間から二週間何もしないと、楽器も歌も
あっという間に忘れて退化してしまいます。
こうなると、リカバリ(ある意味リハビリ)が本当に大変です。
たまに本番前日の深夜に納得いくまで弾いたり、歌ったりします。
そして「自分は記憶が良いから大丈夫」と思っている人が、
一番伸びません(経験上ですが)。
こつこつ練習することを怠ると、全く成長できないのです
毎日5~10分で良いので、練習を続けていくことが
小さなことですが、とても大事なのです。
連休中だからこそ、すきまの時間にぜひ歌ってみませんか?
うまくなる自分をイメージして、リップロールもストレッチも、
曲を歌うのも続けることで
1ヶ月、2ヶ月先に成長した姿があると思います。
私もまだまだ発展途上なので、楽器も歌も、
夜の時間を見つけて、こつこつ改善し続けて
いきたいと存じます。
by Shinshi
PS.
明日からようやく私のGWが始まります。
と言っても2日間だけですが(笑)
最近イベント関連や、あまり関係ない話題も
多かったので、ひさびさにボイストレーニングの
ネタをご紹介します。
スポーツでは、実際に練習や試合で体を動かす前に、
ストレッチや、準備運動をして、いわゆるウォーミングアップを
行ってパフォーマンスを上げます。
そして、歌も同じように、声のパフォーマンスを
良くするために、ストレッチを行います。
効果的なのは、声の通り道である「のど」や首回りを
やわらかくする事です。
1.首を左右の横に倒す
2.首を前と後ろに倒す。
3.首を大きくゆっくりと回す。
これを息を大きく吸ったり吐いたりしながら、
声の通り道に必要な筋肉をほぐしていきます。
私たちのクワイアでは毎回練習前にストレッチを
欠かさないようにしております。
これをやるかやらないかで、声質が若干違ってきますよ。
皆さんもぜひカラオケの前にちょっとやってみてください。
by Shinshi
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