想像できることは、実現できる。

「半年先を見据えて仕事しろ」

以前20代の頃によく言われました。

その大切さがわかって、ようやくできるようになったかな、と実感したのは、
30代の後半に入ってからでした。

目の前の仕事に追われるだけだった20代、その反省から
手際よく前倒しにやりつつ、先を見通すようになる30代前半。

私は不器用なタイプなので、15年以上もかかりましたが、やっと普通のことが
できるようになったのかな、と感じたものです。

今では5年先、10年先を見据えて、中長期な計画を考えるように
なりました。

その習慣がおかげさまで、このAJC/AGCに来ても役立っております。
Summer Gospelの本番が迫った7月中旬の頃には、もう12月の
Xmasイベントの企画イメージを頭の中で整理してました。

AJC/AGCも12月末までに4つのイベントに出演します。
冬のクリスマスのことを、毎年、夏の今頃から企画も準備も始めます。
それが自分の役割です。

そして毎年、最初に想像したイベントの姿が、おおよそ変わらずに
当日に実現します。その繰り返しの中で一つの言葉を思い出しておりました。


「人が想像したことは実現できる」

フランスの小説家ジュール・ヴェルヌの名言です。
私の好きな言葉の1つです。

ヴェルヌは「80日間世界一周」や「月世界旅行」「十五少年漂流記」などの
作品で有名ですが、それを1860年代後半に想像で書いたSFの数々が
20世紀にことごとく実現しています。
人間の想像力と、その可能性の無限さを感じます。

こんな壮大な話に比べて、半年先程度のイベントしか想像していない
ちっぽけな私ですが、5年後にAJC/AGCをこうしたい、というビジョンは
持ち続けております。

そのビジョンに向かって、何ができるか道筋を立てるのも
Producer/Directorの大事な役割だと考えてます。
それも、実は一つ一つ手をつけ始めてます。

挑戦は続いてまいります。

by Shinshi



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