伸びる人・伸びない人

会社でも、学校でも、そして音楽の世界でも、
「伸びる人」「伸びない人」ってハッキリわかります。

私も以前、全国系の学習塾の講師を4年間やらせていただいて、
そして音楽の世界でも若手ミュージシャンの育成をやってて、
さらに会社でも、一応そこそこの立場なので、学生と面接したり、
若手社員・新入社員(そして先輩社員も)の指導をしているのですが、
すべてに共通点があるのです。

「伸びない人」はすぐわかります。
こんなタイプです。

<伸びない人>
・人の話を聞いていない(聞かない)。
・メモを取らない。
・要点がわからない。
・質問もしない。
・練習しない。勉強しない。復習しない。
・努力しない
・すぐあきらめる。
・集中力がない。
・空気を読めない人
・教えてくれるのが「当たり前」と思っている人
 →受け身の人


いわゆる「ないない」づくしです。
この中のどれかにあてはまるタイプの人は、私もお会いして3分で、
大体わかります(笑)。

この手の人は、ほぼ成長の余地がありません。
なので、私もあまりアドバイスをしません。

じゃ「伸びる人」ってどんな人なのでしょう?

最近、競泳日本代表の平井コーチ(北島康介の恩師)から
くしくも同じようなお話があったので、ちょっと引用してみます。

世界レベルの選手と、そうでない選手の違いについて述べられています。


大きな大会で結果を出せる選手には、共通の特徴があります。
それは、私のアドバイスを常に注意深く聞いていることです。
例えば全体練習で、私が一人ひとりにかけることのできる言葉は
限られますが、その短いアドバイスを逃さずキャッチしている。
そして、自ら咀嚼して自分の中のルールとし、しっかり実行して
いるのです。他の選手たちも私のアドバイスをそれぞれ聞いている
はずですが、なかなか自分の中に定着させるには至らない。
そして、このステップを踏める選手こそが、「自分で戦える選手」
になっていくのです。



実はここに「伸びる人」のエッセンスがあります。

伸びる人の共通の特徴は、まさしく以下のとおりです。

<伸びる人>
・人の話を注意深く聞く人
・しっかり確認する人
・聞いた話をうけて、自分で考える人
・教わったことを、きちんと自分の中に取り入れていける人
・練習する人(教わったことを習得するため)
・自分から動ける人(誰かに言われて何かをするのではなく)
 →能動的な人 
 


ゴスペルの練習でも、まったく同じことだと思います。

ポイントは「謙虚な姿勢」と「自律」です。


by Shinshi



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2014年10月29日
コメント
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