選曲

11月の「赤坂コミュニティまつり」のセットリスト、実はまだ決まってません。
選曲をめぐって、多数のメンバーからのご意見がこちらに伝わってきます。
もちろん直接もいただいてます。

30人近くの集団ですから、お一人お一人に考えがあって、思いがあるのは
至極当然のことだと思います。

8月に投票方式で、選曲を決めたのですが、みんなで決めたはずの
投票結果なのに、この選曲だと、なにかしらの問題がある、
というご意見が多勢な状況です。

ただ、全員の意見を、すべて取り入れて、かなえることは難しい、と存じます。
では、最大公約数の意見を取り入れればいいのか、というとそうでも
ないのです。

私たちがステージに立つ意味が何なのか?

そもそも、その原点から考え直さなくては、答えが見つかりません。

私たちのステージをご覧になるのはお客様です。
すべてはお客様に楽しんでいただくため。
これに尽きます。

「また見たい」「また聴きたい」と思っていただけるような
ステージを目指すことが大事です。

自分たちがやりたい曲をやる、という自己満足だけで終わってはいけません。

例えば、得意な曲だからといって、何度も同じ曲ばかりやっていては、
お客様から見れば、マンネリ化に見えます。

かといって新しい曲をやるといっても、完成度の低いうちにお見せするワケにもいきません。
進化している姿も見せて行かないといけません。

教会やゴスペル教室のように、牧師さんや先生が選曲をして、
それを習って、発表していくならば、このような摩擦はきっと
起きなくてすむのでしょう。

しかし、私たちは違います。
自律的に活動する集団です。

たくさんの意見を聴いた上で、一つの方向性を示して、一人でも多くの人が
納得できる形で、まとめていかなくてはなりません。

それもディレクターの役目の一つ、と考えます。
イベントではプロデュースの立場ですが、こういう時は
ディレクションなのだと存じます。

私がこのAJCに関わり始めたとき、これに徹しようと、決めた考えがあります。

それが「滅私奉公」です。
これがすべてです。

今日は、この言葉を最後にしたいと存じます。


by Shinshi



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2014年10月21日
コメント
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