レコーディングのこと

やはり月末・月初、月・金曜日は、皆さんもお忙しいですよね、なにかと。
昨日はその月末と金曜日が一緒になってやってきた訳です。

ご多分にもれず、そんな状況で日付が変わる頃に帰っている私ですが、
本日は午前中から、AJCの練習音源のレコーディングなんですよね。
先週、寝坊して遅刻したので、今回こそ早起きしないと(笑)。

ちなみに、場所は自宅にスタジオがあるという、素敵な環境を
お持ちのHinoさんのお宅にお邪魔する予定です。

で、何の曲をレコーディングするのかというと、実は昨日紹介した
When the Saints Go Marchin' inのコーラスです。
AJCの6名の方々に集結していただきます。

なぜ今さらこんなベーシックな曲を、という話ですが、
10月にジャズの起源としてのゴスペル、というお題で
出演するイベントもあるので、あえてBack to the Basicで
この曲をチョイスした訳です。

今回は世の中にある何かの音源をまったく参考にすることなく、
完全にAJCオリジナル仕様としてアレンジを施したので、
オンリーワンのものを作ってます。

メロディが有名なので、1~5番目まで同じ調子だと全くつまらないので、
すべてにおいてコード、キー、リズム、メロディを歌うパートを微妙に
変えてます。

実は、この音源を作るに至るまでに、5パターンくらいアレンジを
考えて仮レコーディングしたんですよ(笑)。

余談ですが、普通のメジャー(プロ)のアーティストが
シングルCDを作る時も、少なくとも5つ以上はバージョンを考えて
レコーディングするんですよ。

Remixとしてリズムの要素を少し強くしたり、そもそものリズムを
ガラっと変えてみたり、インスト・楽器の構成を変えたり、
アコースティックverもあったり。
そこで、一番いいものをシングルとして採用するのです。
案外アコースティックが良くて採用、とかもあるようですよ。
某音楽会社の人から聞いた話ですが。

よくシングルと違うバージョンをアルバムに入れていたり、
「リミックスCD」として他のバージョンもまとめて出したりして
いるのが、その録音した「残り」のバージョンであることが多いです。

私は昔からこれを「お歳暮の残りもの 詰め合わせ商法」と呼んでます(笑)。

さて、話を元に戻すと、私も5パターン作ってみて、リスナーとして
聞き比べてみました。

さんざんいろいろ検討した結果
・お客様と一緒に歌えること(盛り上がりやすさ)
・AJCのメンバーの歌いやすさ
・覚えやすさ
・ジャズのイベント(音楽のさんぽ道)に出演すること
などなどの観点から考えて、一番最初に作ったシンプルな
アレンジに落ち着きました。

ちなみに「残りもの」のバージョンは永久にお蔵入りさせる
ことをいさぎよく決意しました。
ヘンに再活用すると、混乱しちゃいますからね。

今日のレコーディング、うまくいくと良いのですが。
結果はまた明日ご報告します。

by Shinshi



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2014年08月31日
コメント
[2] Y.Shinshi | 2014/08/31 00:18
yumiシゲさん
いつもお気遣いいただきありがとうございます。
なるべくご心配おかけしないように、体調管理もしながら
皆さんのお役に立てるように頑張ります。
[1] yumiシゲ | 2014/08/30 11:27
shinshi-sanお疲れでしょうに。AJCのために、ありがとうございます。
ご自愛くださいますように。練習頑張ります。
name.. :記憶
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