「ステージさん」

次のイベント「みなと区民まつり」まであと1ヶ月を切ったのですが
まったく緊張感がありません。
たぶん私だけではないと思います。

AJCのメンバーもイベント慣れしてきたので、Summer Gospelから
少し期間が開いてしまい、あと1ヶ月を切って、緊張どころか
むしろステージが恋しい方もいらっしゃるのでは、とも思います。

私たちのクワイアは「場数(ばかず)をたくさん踏む」ことが
「上手に歌えること」につながると考えてます。

事実、AJCに来てからステージで緊張しなくなった方も
いらっしゃいますよ。

初めての方々は「ステージに上がると、緊張してなかなか
思い通りに歌えない」とか、「心臓がドキドキして」
「足が震えて大変」「前夜になかなか寝られない」
なんてお話をよく聞きます。

たしかに今までステージに上がることがなかった方は、
当然のことだと思います。

それは例えるなら、初対面の人からなれなれしく
話しかけられて、いきなり「今日飲みに行こうよ」
と言われて困っているのと一緒です(笑)。

初対面の人と仲良くなるには、何度も話をして、
お互いのことをいろいろ知る必要があります。
そしてだいぶ仲良くなってくると、自然に話ができるようになります。

ステージも一緒です。
人に例えて「ステージさん」だと思ってください。
何回か「ステージさん」と接すると、どうお付き合い
すれば良いのかちょっと見えてきます。

そのうちに「ステージさん、こんにちは。」と挨拶するようになり、
「ステージさん」と一緒にいることが自然になってきます。

そうすると緊張することもなくなり、むしろ
たまに「ステージさん」に会いたくなります。
そうすればもうしめたもんです。

私も10代前半は「ステージさん」が大嫌いでした(笑)。
もともと緊張しなくても手がふるえる「症候群」を
持っているのですが、一人でステージに立つと余計ひどかったのです。
演奏が始められなくて、1分くらい震えが止まるのを
じっと待ったステージも正直ありました。

ところがバンドを始めた18歳頃のことです。
バンドのステージが3回目を超えたあたりから、
全く緊張しなくなり、手が震えなくなっている自分に気がつきました。
不思議な感覚です。

むしろ一緒に楽しんでいるのです。
「ステージさん」とようやく友達になれた瞬間でした。

個人差はありますが、誰でも必ず「ステージさん絵文字
と仲良くなれます。

場数を踏むことでレベルアップをしていく、という営みを
これからもAJCで続けていきたいと存じます。

by Shinshi



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