9・11ですね

今日は9・11です。
あの日から13年経ちました。
皆さんはあの日、どう過ごされてましたか?

月日が経つといろいろなことを忘れるものです。
あの3・11ですら、3年半経って風化しつつあるのでは、
と言われてます。

でもこういう日を迎えるごとに実感するのは、なにげない日常の
ありがたみです。
家族や大切な人、友人・仲間と一緒にいる時間が、
何か大きな災害が起こると、それがいかにかけがえのない
ものだったかに気づかされます。

今日は、ゴスペル界の大御所Hezekiah Walker(グラミー賞受賞アーティスト)が
9・11の追悼のために作った「I Need You to Survive」という曲をご紹介します。

歌詞ものちほどご紹介しますが、端的にいうと「自分の大切な人(you)が生きていてほしい」という歌です。




= I Need You to Survive =

I need you
You need me
We're all a part of God's body
Stand with me
Agree with me
We're all a part of God's body
It is his will that every need be supplied
You are important to me
I need you to survive

[Vamp]
I pray for you
You pray for me
I love you
I need you to survive
I won't harm you
With words from my mouth
I love you
I need you to survive

It is his will that every need be supplied
You are important to me

I need you to survive



今日はあえて、意訳しません。
そのままの言葉を感じていただけると幸いです。

最後に、私ごとで恐縮ですが、少しだけ私の9・11のお話を。

会社で隣の席の同僚が「ニューヨークに妹と一週間行って
来まーす」と仕事をいろいろと頼まれた、その3日後でした。

会社でいつも通り仕事をしていたら、夜10時頃に「おい、
大変なことになっているぞ!」と上司から呼ばれて、TVの前に
走っていったら、あのWorld Trade Centerから煙が出ている
映像でした。

夢なのか現実なのか・・・映画のような映像。
その後に崩壊していく様子。
ただごとではない・・・とその後に、すぐ同僚のことを思い出し、
顔面蒼白になりました。

それからは、もう覚えていないくらい無我夢中でした。
残っていた連中で手分けして、夜中にもかかわらずご実家、
ニューヨークの滞在先のホテル、旅行会社、仲のよい友人など
片っ端から電話をかけて、消息・安否確認・当日の行動
スケジュールなど情報収集しました。

ホテルの人の話から「WTC方面に出かけた」と聞いたときは、
「もしや」と一同あきらめかけました。

ま、結果から言うと翌日深夜4時頃に、本人から会社に電話が
来て、実は地下鉄に乗っていて事件が起きて足止めをくらって、
少し離れたところで待機していたので、遭遇せずにすんだ
とのことでした。

連絡が遅れたのは、そもそも電話が輻輳してつながらなかったよう
で。
すっかり安心して力が抜けたのと同時に、ご家族に本当に感謝
されたのを覚えてます。

こういう時に、普段なにげない日常を送っていることのありが
たみを思い知らされます。

これからも、一つ一つの時間を大切にしていきたいと存じます。

世界が平和であり続けますように。

by Shinshi



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2014年09月12日
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