マヘリア・ジャクソンについて

今日からゴスペル界に影響を与えたアーティストたちのことにも
少しずつ触れていこうと思います。

初回は、ゴスペルやるならこの人の名前は当然ながら避けては通れない
マヘリア・ジャクソン(1911-1972)からです。

彼女はUSAゴスペルミュージック協会から『ゴスペル・ミュージック
の名誉』の称号を与えられているほど、いわゆるゴスペル音楽界の
先駆者であり、ゴスペル音楽をメジャーにした歌手の一人である
ことは疑う余地もありません。

彼女がソロシンガーとしてゴスペルのレコードを世に出したのが、
1937年のことです。
その頃はまだゴスペルがメインストリームとして全く認識されてない
教会の中での音楽だった、いわゆる第二次世界大戦前の時代です。

1948年に出した「Move on up a Little Higher」以降は、
ビジネスとして成功し、Queen of Gospelと称されるほど、
不動の地位を確立していきます。

その後、ケネディ大統領の就任式や、キング牧師の告別式で歌うほど
彼女は国民的な知名度を手にしていきます。

彼女の歌声を少し聞いてみましょう。

〇What A Friend We Have In Jesus


〇Amazing Grace


こう深みのある、魂のこもった、体の底から出てくる太い声が
聞く人たちの心にしみわたらせる、という感じですね。

マヘリアの曲は「Move on up a Little Higher」や
「How I Got Over」などたくさんありますが、今日は
あえて皆さんご存じの2曲を選んでみました。

きっと、今後もどこかでマヘリアの曲を耳にしていくこと
でしょう。

by Shinshi



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