【速報】グラミー賞 2018 ゴスペル 部門

昨日、グラミー賞(Grammy Awards 2018)の発表がありましたね。全体で特筆すべきなのは、なんと言ってもブルーノ・マーズ(Bruno Mars)の6部門受賞でしょう。すごい。主要部門を総ナメです。マイケル・ジャクソンを思わせる活躍ぶりです。80年代R&B,Soulが好きな人は、きっと彼の音楽を好きなはずです。だから若い世代から50代あたりまで幅広い層が喜んでいることでしょう。そんな私もかなりうれしいです。

さて、話はゴスペルに移して。

今月に入ってご紹介してきたゴスペル2部門の結果ですが、

なんとCeCe Winansの2冠でした!

〇Best Gospel Album部門
 "Let Them Fall In Love"/CeCe Winans



〇Best Gospel Performance/Song部門
 "Never Have To Be Alone"/CeCe Winans



素晴らしいです!まさに受賞にふさわしい作品です。7年ぶり12度目の受賞です。いや~、先日1/14にCeCeを特集したブログを書いておいて良かったです(笑)。まさに最近のHiphopやR&B主体のGospelシーンへのアンチテーゼともいえる、ちょっと懐かしい雰囲気の、人の心にしみこんでくる旋律が評価されたのかな、と察します。

グラミー賞は必ずしも一番売れた作品が評価される訳ではありませんからね。「売れたこと」を評価する訳でなく、売れた上でのアーティスティックな側面やコンセプトなどを総合的に評価します。

そういう意味では、さすが大御所CeCe Winansの独壇場だった、ということになりますね。

ここで、みなさまご存じとは思いますが、CeCe Winansのプロフィールを少し。

CeCe Winansは1964年デトロイト生まれ。ゴスペル界の名門一族Winans Familyの歌姫で、兄のBeBe WinansとともにUSAゴスペル界を代表するシンガーです。彼女は通算1200万枚以上のセールスを誇る「史上最も売れた女性ゴスペルボーカリスト」でもあります。その歌唱力は誰もが知るところ。Whitney Houstonと仲が良かったことでも知られていますね。


最後に個人的な感想を。アルバム部門はCeCeが受賞するかも、と応援してましたが、Song部門はちょっと意外でした。You Deserve It/J.J.Hairstonと予想していたので、なるほどグラミー賞は評価軸が違うな、と改めて思いました。もっとも、CeCeのこのアルバムは、私も昨年かなり聞き込んでて、好きなアルバムの一つだったので、個人的には自分のことのようにうれしいです。

おしまいに、私がこのアルバムの中で一番好きな曲をご紹介して、今日のブログを締めたいと存じます。


※この曲の歌詞は昨年6/29のブログでご紹介してます。

という訳で、今年のグラミー賞ゴスペル部門はCeCe Winansの年でした。来年はどうなるのでしょう。また1年間、みなさまと一緒にチェックしていきたいと存じます。

ではみなさまHave a nice day.

by Shinshi

ps.毎週火曜日のBillboardのチャートは明日ご紹介します。



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