今年のグラミー賞について Best Gospel Album部門 pt2

寒いですね。日本海側では電車が15時間も立ち往生するような大雪ですから、大変とお察しします。でも、この寒さもいつかはきっと終わります。春は必ずやってきます。春を目指して一緒に頑張りましょう。私たちも桜の季節のイベントを目指して練習しております。

さて、昨日からご紹介している今年のグラミー賞のノミネート状況。Best Gospel Album部門から、昨日はTravis Greeneの"Crossover:Live From Music City"をご紹介しました。個人的にはこれが本命と考えてます。

本日は、同じくノミネートされているゴスペル界の大御所Winans FamilyのCece Winansのアルバム"Let Them Fall In Love"に触れてみたいと存じます。まずはアルバム1曲目のこちらを。



ちょっと懐かしい1960~70年代を彷彿とさせるメロディアスな旋律とコード進行。そして歌詞も、子どものころから人生を振り返り、いつも神さまが守ってくれた、一度も失敗しなかったんだよ、という内容です。いい曲ですね。最初この曲を聴いたときには、ちょっと涙があふれそうな感覚になりました。

このアルバム全体から漂うのは、ブルース、R&B、古めのSoulを意識した70~90年代のゴスペルです。
最近のHipHop調が主流なゴスペル界に対して、これぞコンテンポラリーゴスペルというのを、CeCeなりにアンチテーゼとして見せたかったのではないかな、と考えます。例えばこちら。


こういう16beatミドルテンポのfunkっぽいナンバーを聴くと、70~80年代を知る40~60代の方々は親近感があると思います。私もちょっと懐かしい感じがして聴いてました。

他と一線を画すこういうアルバムがGrammyを取ることも今までたくさん見てきました。昔からおなじみのCeCe Winansだけに、今回も注目してみたいと存じます。

ではみなさまHave a nice day.

by Shinshi



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