His Eye Is on the Sparrow

歌は、辛い時や苦しい時、悲しい時に手を差し伸べてくれます。

今日ご紹介するHis Eye Is on the Sparrowもそんな1曲です。
もともとマヘリア・ジャクソンなどで、知る人ぞ知る有名な曲ですが、
映画「天使にラヴソングを2」でLauryn HillとTanya Blountが歌ったことでも有名になりましたね。
作詞C.Martin、作曲C.Gabrielによる1905年のゴスペルのスタンダードです。

〇His Eye is on the Sparrow/Tanya Blount & Lauryn Hill


とてもすてきな曲です。
特にこの曲にこめられたメッセージが素晴らしいのです。
歌詞の一部を少し見てみましょう。


Why should I feel discouraged,
どうして、私はガッカリした気分にならなきゃいけないの?

why should the shadows come,
どうして、くらやみはやってくるの?

Why should my heart be lonely,
どうして、私の心はさみしさを感じなきゃいけないの?

and long for heaven and home,
天国やふるさとに焦がれているの?


When Jesus is my portion?
いつJesusは私の一部になったのだろう?

My constant Friend is He.
わたしの親友はいつもJesus。

His eye is on the sparrow, and I know He watches me.
神の目は(小さな)スズメにまで、そそがれている、
だから神が私を見守ってくださっていることを、私はわかっている



この曲は、黒人差別がまだ色濃く残る20世紀前半の教会で、
いろいろと弾圧されて苦しいながらも、歌に幸せを見出した
当時の黒人の人々の心を打った曲の一つだ、ということを聞きました。

個人的なお話で恐縮ですが、この曲を聴くと
自分も本当に辛かった時のことを思い出し、
なぜか涙が出てきます。
当時、辛いときにも、歌で心が救われる、ということに気づかされた
数少ない曲の一つです。


最後にこの曲、あのWhitneyも歌ってます。
歌詞の素晴らしさを感じていただけたら、幸いです。

〇His Eye is on the Sparrow/Whitney Houston



by Shinshi



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