Donnie McClurkinについて ~その2 生い立ち~

突然ですが、質問です。
みなさんはGospelに触れるようになったキッカケは何ですか?

昨日からご紹介しているDonnie McClurkinは、苦しみから
逃れるための「救い」の場として触れたのがきっかけでした。

彼が8歳の時、二つ年上のお兄さんが、交通事故で車にはねられて
亡くなってしまいます。そのことがきっかけ家庭内は深い悲しみと
ともに混乱に陥り、やがて彼は一緒に住んでいた家族らから虐待を
受けるようになってしまいます(それは彼の妹たちも同様でした)。

何年にもわたり、苦しい虐待を受けた中で、彼は教会に自分の居場所を
見出します。
彼のおばが、著名なゴスペルシンガーであるアンドレ・クラウチのバックコーラスを
つとめていたため、彼はおばと一緒に教会に通い、Gospelの中に自分の居場所を
見い出すのです。

彼は10代の後半からメキメキと頭角を現し、ついには自分のChoirを
持つようになり、20代以降は、その才能を買われて、ゴスペル界の中心的存在で
ある「The Winans Family」の一員、Marvin Winansから声がかかり、
彼の設立したデトロイトの教会で聖職者として雇われます。

そこで得られた人脈と評判をもとに、彼は1996年、ワーナーから
ゴスペルシンガーとしてメジャーデビューします。
アルバムはTake6のMark Gibleをプロデューサーに迎え、先日ご紹介の
「Stand」などをリリース。これがあのオプラ・ウィンフリー(USAの
有名な司会者)から賞賛されて、一躍彼を有名にし、その年のグラミー賞を
受賞します。

その後も彼は次々とビルボードなどのUSAのゴスペルチャートのみならず、
普通のPOPチャートでも上がるほどポピュラーな存在となっていきます。
Standと並ぶほどコンテンポラリーの代表曲となった曲がこちらです。

〇We Fall Down(But We Get Up) /Donnie McClurkin


最初、ルーサ・ヴァンドロスにも似た雰囲気を感じたのですが、
途中から「ああ、Take6の香りがする」と感じたのは、私だけでしょうか。
確かな声量と歌唱力(音域もかなり広いですし)、聴きいってしまいます。

しっとりとした雰囲気、いいですね。


by Shinshi


PS:
ブログの更新、遅くなって申し訳ございません。
またしても翌日になってしまいました。
なかなかどうして、仕事終わって、ブログを書く自由な時間帯が
どうしても深夜になってしまいます。

そして、気がつけば年末です。
恐らく来月はX'mas Festivalはもちろん、もろもろ重なって
もっとブログ更新が厳しくなると存じます。
スピード感をもって頑張らないと、ですね。。。



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