誰のために歌うのか

昨日は大雪で大混乱でしたね。
皆さんは大丈夫でしたか?

さらに夜には、某アイドルグループが
生放送で「前に進み続けます」宣言も
ありましたね。グループ存続でしたね。
私は仕事で見られませんでしたが、
ニュースで知りました。

結局、誰のためのグループなのか、
ということに気づいたのですね。

事務所のためでもなく、
元マネージャのためでもなく、
メンバーの自分の都合のためでもない、
「ファンのために」彼らグループが
存在していることにようやく気づいた、
ということですね。

これは、ゴスペルクワイアも一緒です。

メンバーがたくさんいると、どうしても
いろいろな意見が出てきます。
リードをやりたい、この曲が好きだ、これを
どうしても歌いたい、このイベントに出たい、
振り付けつけたい、衣装・アクセサリーは・・・と
あれやこれや、いろいろな方々からさまざまな
ご意見を伺います。

それは誰のためなのでしょうか?
そこにはご自身のエゴは、入っていないでしょうか?
ときどき疑問を感じる時があります。

本当は誰のために歌うのでしょうか?

本来、ゴスペルは神様のために歌うものだと思われます。
そして歌うことによって、自分自身も救われるのだ、
というところが、本来のあり方だと思います。

さらにクワイアは目の前にいる「お客様」のためにも、
幸せが訪れるように願い、歌っていると考えます。

少なくとも目の前で聴いていただく方々には、ゴスペルに触れて
楽しい気持ち、幸せな気持ち、心が洗われるような気持ちになって
いただけるよう、歌声・パフォーマンスをお届けしている・・・
はずです。

できれば、いつの日か圧倒的な感動をお伝えできるような
そんなクワイアになりたい、とさえ考えてます。

あと3年くらいでそうなれるように、一日一日が努力です。

by Shinshi


PS.「お稽古事」のような発表会の場なら
自分の満足のため、ステージをやっていいと思います。

が、依頼されて、クワイア全体として上がる
ステージは、少なくとも見るお客様側の立場に立って
きちんとしたパフォーマンスと音をお届けして
いくことが大事と存じます。



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2016年01月18日
コメント
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