純粋な気持ち

深夜、といってもつい先ほどですが、
恵比寿駅からの帰り道を歩いていると、
夜道の中に、まだ灯りがともる古着屋さんを
発見しました。

日曜日の夜中なのに、と思いつつ「ここ何時まで
開いているんですか?」と店長さんに尋ねたら、
「ボクが起きている限りです(笑)」という答えが返って
きました。

そんな回答、人生で初めて聞きました。
ちなみに先日は朝4時まで開けてたそうです。

なんでそんなに遅くまで?と聞いたら、
「夜中に自分の店だけ灯りがついているから、
通る人が寄ってくれるんです。だって開いてたら、
うれしいじゃないですか。
だから頑張って起きてます」と。

その場で、つい賞賛の拍手をして
しまいました。

純粋に誰かのために頑張ろう、という
心意気がさわやか過ぎでした。

少し、自分も失いかけていたエンジンが
再び動き出した瞬間でもありました。

頑張っている人は、応援したくなりますね。


私もゴスペルに関しては、誰かのために
と純粋に思って、いろいろ勉強し続けて
おります。でも、時々目の前の小さな課題の
かたまりが積もってくると、大きな目標を
見失いそうになります。

誰かを元気づけるために。
お客様にも一緒に歌って、楽しんでいただくために。
まわりまわって自分たちも歌う幸せを感じとれるように。

初心に帰って、純粋な気持ちを忘れずにいようと
感じた日でした。

by Shinshi

PS.
結局、そのお店でちょっと買ってしまいました。
応援も含めてですが、元気をもらったことへの感謝でした。



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