Gospel × Jazz ~その1 The Hope/Yellowjackets 

更新が遅くなり恐縮です。
お約束にギリギリ間に合わず、すみません。

今日ご紹介するのは、「Gospel×Jazz」なナンバーです。

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、Yellowjacketsという
グラミー賞にも輝いているコンテンポラリーJazz界では大御所のバンドで、
彼らにしては珍しいvocal入りで、しかもGospelを意識してアプローチした
ナンバーがこちらです。

〇The Hope/Yellowjackets (2005)



10年ほど前にこの曲を聞いた時には、Jazzだと思って聴いて
いたので、さほど気にも留めていなかったのですが、ある時
「あれ?この曲、かなりGospelを意識しているぞ。」と気づいて
から、改めてこの曲を聴いてみると、聞けば聞くほど味が出る
(かめばかむほど味が出るスルメのような)とてもよい曲だと気づきました。

コード進行やリズムがちょっとマニアックなので、一回聴いただけでは
とっつきにくいような難しい雰囲気なのですが、何度も聴くと、実は結構
Gospelを意識した楽曲・楽器の構成であることに気づきます。
※オルガン、ピアノ、ベース、ドラム、そしてSAXです。

作曲者のラッセル・フェランテ(p,key,org)は、コード進行やフレーズに、
とてもセンスの良さを感じます。
私の好きなピアニストの一人です。

Jimmy Haslip(b)のベースラインもカッコいいです。
この人も、6弦ベースを心地よくいい音に聞かせる
名ベーシストです。

Bob Mintzer(sax)もカッコいいソロを吹きますね。
この人は、あの伝説のベーシストJaco Pastriousのビッグバンドで
ソロやアレンジャーを担当していて、自身のビッグバンドでも
グラミー賞に輝いている、USAのJazz界では有名な人です。

歌詞の一部もご紹介します。
(作詞はマーカス・ベイラー(dr)の奥さまでシンガーの、ジーン・ベイラーです)


Believing is all we can do
私たちができることは、信じることだけ

With the hope that we live for too
生きる希望も持って

But the greatest of these is love
でも一番すばらしいのは愛

Let me talk about it
(愛について)話をさせて

Sing about it
(愛について)歌わせて




うーん、このくだりの歌詞。
今となっては、いろいろ考えさせられます。
辛いときほどしみる感じです。


Never Too Late
(遅すぎるということはないよ)

No better time than today
(今日よりいい日はないのだから)



前向きなメッセージなんですね。

今日が一番いい日であるように、後悔しない生き方を毎日していきたいものです。

by Shinshi


PS:
私事で恐縮ですが、しばらく入院していた父が、おととい11時間にわたる
大きな手術を受けて、一時は本当に危ない状況だったので、私も
札幌に行く準備まで考えていたのですが、昨夜から今日にかけて、
おかげさまでなんとか峠を越すことができました。

まだICUにはいるのですが、順調に回復しているようで
少しほっとしております。

まさにThe Hopeの歌詞のとおり「Believing is all we can do.」の状況でした。

希望を持って祈り続ける、信じ続けることしかできない、という状況って、
みなさまの誰しもがご経験あると存じます。

私も3度目です。
信じ続けることで救われた部分もあったので、改めていろいろ考えさせられたここ数日でした。

あ、でも前向きに生きていればいいことあるものだ、と思って
今日からも明るくいきたいと思います。

明日はいよいよ「赤坂コミュニティまつり」ですし^^



コメント
[2] Y.Shinshi | 2014/11/16 00:37
かえってご心配をおかけしてすみません。
既にICUを出て、回復傾向にございます。
今回はいろいろ経験させていただきました。
[1] yumiシゲ | 2014/11/15 13:20
Shinshiさん
お父様のお身体が、一日も早くご快復されますことを願っております。
いろいろご心配されたことでしょう、こんな時に、申し訳ない。
name.. :記憶
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