Hezekiah Walkerについて2

3/15に私がここで「毎日ブログ更新します」宣言をしてから、
気がつけばちょうど半年たちました。
途中1日から2日ほど抜けてしまったこともありましたが、
たまに私が更新できなかった時でも、AJCの方々(主にMagaeさん)
にアシストいただき、おかげさまでほぼ毎日更新できております。

最初「どうせ3日坊主だろう」と思っていたことが、一週間になり、
一ヶ月になり、とうとう半年まで来ました。

このゴスペルという比較的コアなジャンルにもかかわらず、半年で
約5.6万PVに到達できるほどになったのは、ひとえにこのHPを今
ご覧いただいている皆さまと、AJC/AGCメンバーの方々のおかげです。
本当にありがとうございます。

さて前置きが長くなりましたが、先日このブログでもご紹介していた、
日本でも人気あるHezekiah Walker(ヘゼカイア・ウォーカー)の
生い立ちについて、今日は少し触れてみたいと存じます。


1962年、ニューヨークのブルックリンで生まれた彼は、決して
恵まれた環境で育ったわけではありませんでした。
ブルックリンの中でも、特に治安が悪い貧困地区GhettoのEast New Yorkで
育った彼は、貧困・差別・そして犯罪を身近で目の当たりにしながら育ちます。

当時Ghettoの地区の大半の若者が、貧困から満足な教育も受けられず、
また差別されて満足な仕事も得られず、ドラッグや犯罪に手を染めて
ギャング団へと加入していく、「負のスパイラル」から抜け出せない状況にありました。

そんな中、周囲に惑わされず勉強を積み重ねて若くして牧師となった
Hezekiahは、なんとドラッグ・犯罪に手を染めた少年たちを、一人一人
ていねいに熱心に説き伏せて、ゴスペルを通じて教会へと足を運ばせ
神の道へと目覚めさせ、更正させていったのです。

最初8人しかいなかった彼のクワイアは、わずか2年で2000人を超えます。
のちに、地区の犯罪が3割も減ったということで、彼は地元の警察、そして
さらにはNY市長にまで表彰されることになります。

なぜここまで彼は、若者の心を捉えることに成功できたのでしょう?

彼の教えたゴスペルは、伝統的なdoowap系ではなく、いわゆる
コンテンポラリーなHipHopです。
いまでも彼が「Pastor of Hiphop」(ヒップホップの牧師)という
愛称で親しまれているのも、その所以(ゆえん)です。

彼は牧師としてのみならず、作詞・作曲・アレンジのどれをとっても、
とても才能がある人でした。
Hiphopはもちろん、Soul、R&B、POPなど知識の引き出しが豊富で
そこに神の道を説く詩が上手にマッチされて、伝わりやすい歌詞が
彼の特徴になっています。

さすがグラミー賞アーティストです。

・・・と長くなってきましたので、この続きはまた次回に。

最後に彼の最近の代表曲「Every Praise」をお届けします。


ではみなさま素敵な休日を。


by Shinshi


PS:
本日は敬老の日ですね。
私は両親が70~80代で世間的にも「老人」なのですが、
さらに上に100歳になる祖母がまだ健在でして、いまだに
「なかなか電話もよこさないで」とたまに言われます。
今日くらいは声を聞かせた方がよさそうです。
ま、それでも何か言われそうですが・・・(苦笑)



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