I Love the Lord(コラムその10-3)

更新が遅くなってすみません。結局不規則な仕事がたたって
日付だけなんとか「毎日更新」のお約束を守っている感じです。
何を書こうかと思いつつ、結構I Love the Lordの曲が頭から
離れなくて、この曲をさらに掘り下げようかと考えてます。

同じ曲のことで3回目ともなると、「引っ張ってる?」と
思われるかもしれません。でも、より深く曲を知るのは
知識の引き出しも多くなるし、いいことかなと考えて
今日もまたI Love the Lordの話を深堀りしていきます。

さて、この曲、Whitney Houstonのものが一番有名ですが、
実は他にも作曲者であるRichard Smallwoodなど、
いろいろなミュージシャンがアレンジして歌ってます。

ちょっと聞き比べてみましょう。
※クリックするとYouTubeに飛びます。

Whitney Houston/I Love the Lord
※ご存じ映画「The Preacher's Wife」(天使の贈り物)のサントラ版です。

Richard Smallwood/ I Love the Lord(Live)& Center of My Joy
※本家の作曲者。こちらはライブ感もあって、よりゆっくり歌い上げてます(4分以降は別の曲Center of My Joyですが)。

Yolanda Adams/I Love the Lord
※Tribute To Whitney的なコーナーの中で、別の意味でこちらの方が
 ものすごい迫力を感じます。特に6分以降はなかなかすごいです。
その前のWhitneyの映像もあってか、結構感動します。
 (余談ですが、この人Whitneyより2つ年上です。)

いかがでしたか?
それぞれの良さがあって、違いをお楽しみいただけると存じます。

そういえばWhitneyの生前のエピソードを、ふと思い出しました。
まだWhitneyが歌手デビューする前で、モデルをやっていた頃の
1983年頃の話です。

当時、既に大物で全盛期だったビリージョエルが、恋人でモデルの
クリスティ(後の夫人)とライブバーでゆったりくつろいでいると、
突然クリスティが「ねえ、私の友達で歌のうまい子がいるんだけど、
ちょっと聞いてくれない?」と言い出し、ビリージョエルが
「正直、面倒くさいな」と思いながらしぶしぶOKすると、
ステージには、見た目普通の黒人のスレンダーな女の子が。
「ふん」とビリーがふんぞり返っていたところに、ステージ上の
彼女が歌い出したところ、場内に「!?」というどよめきと衝撃が
走ります。

それは、今までに聞いたこともないような、めちゃくちゃ太い声で
ありながら、その伸びやかで、ド迫力の美しい歌声が聞こえてくるのです。
きゃしゃな体の中にどこにそんなエンジンがあるの?というような
ものすごい声量なのです。

あまりの迫力に、腰を抜かしたビリーがステージに向かって、
「You! What's your name?」と聞いたら、彼女が、

「Whitney」

と小さな声で答えてステージを去っていった、という話を
業界(USA)の人から聞いたことがあります。
※カッコよすぎです。

その子がわずか2年後に、まさか世界を席巻するとは誰も
知らない頃の出来事です。
ゴスペルクワイア上がりだった、その当時10代の彼女の声を
聞いてみたかったですね。

こちらから聞いてみたくなる歌声に、出会ってみたいものです。

by Shinshi


PS:
また長編になってしまいすいません。
少し更新が遅くなったので、2日分くらい頑張って、
渾身のネタをしぼり出してみました。
明日も遅いので、ひょっとしたら深夜になるかも。



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