Natalie Coleについて その1

三が日が終わりました。
今日から平日ですね。

正月の三日間はちょっとこの話題を控えていたのですが、
さすがに触れなくてはいけないかな、と思っていたので
昨年末12月31日に亡くなってしまった大物女性歌手
ナタリー・コール(Natalie Cole)の話題について
少しお話したいと存じます。
テレビやFMでも緊急で彼女の特集をしてますしね。

あまりに早かったですね、65歳でした。

お父さんのナット・キング・コールも45歳でしたからね。
天国からお父さんが呼んじゃったかな、という気もします。

ジャズ歌手だった父ナット・キング・コールと違って、
ナタリーは最初からソウル歌手でした。
R&Bでゴスペルの香りが漂うそのズバ抜けた歌唱力は、
1975年のThis Will Beで、デビューとともに瞬く間に
売れっ子になります。

彼女の代表曲といえば、亡くなった父ナット・キング・コール
とのバーチャル・デュエットでグラミー賞まで受賞したこの曲だ
と思われます。



この素敵な曲と、亡き父との映像、にくい演出です。
涙なしには見られません。

でもそんな彼女も、実はゴスペルを意識した曲を残してます。
それがこの「Be Thankful」(1977)です。



ファンキーです。
歌詞は、どんなに不満があっても、どんな境遇でもただただ
神への感謝を言おう、というメッセージです。
サビはThank you,Lordを繰り返してます。
意外とゴスペルの王道を行く内容だったりします。

この曲が収録された「Thankful」というアルバム全体が
人類の普遍的な愛とか感謝とか、そういったものがテーマに
なっていて、そこにゴスペルの香りがただようものになって
います。彼女もゴスペルの魂が根底にあったのでは、と作品
からも見て取れます。

明日は、さらにナタリーのお話の続きをしたいと思います。


by Shinshi

PS:
三が日、皆さんはゆっくりお休みされましたか?
私はおかげさまで、意外とリフレッシュさせていただきました。



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