James Clevelandについて

みなさま、お正月気分を満喫されてますか?
このような時間の余裕がある時に、ぜひゴスペルの知識を深めていただけたら幸いです。

今年最初にご紹介するのは「ゴスペルの王(the King of Gospel music)」と呼ばれる
ジェームズ・クリーヴランド(James Cleveland 1931-1991)です。

実はこの方、なんとこのAJC/AGCにも間接的に関係します。
私たちの師であるGreg Hartdige氏の才能を最初に見出して
ゴスペル界に引き込んだのは、なんとこのジェームズ・クリーヴ
ランド氏です。

ということは「私たちの師匠の師匠」なのです。
※と書いてみたものの、たぶん世界中に何百万人も同じような状況のクワイアがいらっしゃると思われます...

グラミー賞を4回も受賞しているこのゴスペル界の王は、ゴスペル黎明期の
1950年代に、伝説的なグループThe Caravans」の作曲・アレンジ・
ピアノを担当してから、自身のグループの活動を通じて、伝統的なブラック
ゴスペルから、いわゆるソウルへと発展させるキッカケとなった、現代ゴスペルの
功労者とも言われています。

マヘリア・ジャクソンと同じ時代に、ゴスペルを一般的に広めた人でもあり、
彼の音楽活動のターニングポイントとなった曲の一つがこの曲です。

〇Peace Be Still/James Cleveland


聞いたことありませんか?
The Love of GodやGod is などとともに、彼の有名な作品の一つです。

たまには古い曲に耳を傾けて、ゴスペルの歴史を紐解いて、60年代の
激動の黒人社会の時期に思いを馳せて、祈りの歌を聞いてみると、
よりゴスペルを深く理解いただけるのでは、と存じます。

では本日はこの辺で。

by Shinshi

PS:みなさんにすてきな初夢が訪れますように。



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