Happy Xmas(War Is Over)/John Lennon & Yoko Ono

Xmasも近くなってきましたね。
そして、本日はジョン・レノンの命日です。
「Xmas × John Lennon」ということで、今日はご存じ
「Happy Xmas(War Is Over)」について触れてみます。

1971年、まだベトナム戦争が世界に色濃く伝わる最中に
発表されたこの曲は、反戦(平和)のメッセージ色が強く、
ジョンが「永遠に残るクリスマスソングを作りたい」と
いう意向で作られたものです。

歌詞(コーラス)の一部をご覧いただくと、


War is over

If you want it



まさに「戦争は終わる、キミが望めばね」という内容です。

うーん、みんな戦争が終わってほしいと思っているハズなのに、
この曲が発表されて40年以上経ったいまでも、中東やアフリカ
では戦争が起き続けています。残念なお話です。

そして、当時のプロモーションビデオがこちらです。
※ちょっと戦争のナマナマしい映像が一部含まれているので、
 この手の映像が苦手な方は、見ない方がよろしいかと
 存じます(曲だけ聞いてください)。

〇Happy Xmas(War Is Over)/John Lennon & Yoko Ono


重いテーマの中に、一筋の光を見いだしているメッセージを
感じます。

当初、アメリカ・日本で発売されたこの曲も、最初はまったく
ヒットしなかったそうです。
※レコード会社が発売時期のタイミングを見誤った、という説が
 有力です。

しかし、翌年11月にイギリスで改めて発売されると全英4位となり
ジョンの没後の1980年12月には再び全英2位になってます。

そして今日、この曲は世界中でXmas定番曲のひとつになりました。
世界中のアーティストがカバーし、日本でもCMやイベント、そして
街中のあちこちで聞く曲のひとつとなってます。


さて、ここまでご覧いただいて「あれ?この話ゴスペルに全く
関係ないんだけど・・・」と思ったあなたに、最後にひとつだけ
エピソードをご用意してあります。

実はこの曲、バックコーラスをしている子供たちのグループ名は、
「the Harlem Community Choir(ザ・ハーレム・コミュニティ・
クワイア)」です。

そうです「Choir(クワイア)」なのです。

最初に発売されたオリジナル盤では「John&Yoko Plastic Ono Band
with the Harlem Community Choir」名義となってます。

なんとこの話に、こんなオチがあったとは想像つかなかったでしょ?(笑)

ということで、お後がよろしいようで。



by Shinshi


PS.
ちなみに12/20(土)のXmasイベントで、お客様と一緒に歌う曲として、
この曲を用意しております。
男性陣がJohn、女性陣がYokoの想定です。
ぜひお越しいただき、一緒に歌っていただけたら幸いです。

そして、メインボーカルのゲストも絶賛調整中です^^



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