本番前に準備できること

いよいよ明日ですね。
「あと1日」と左に表示されて、実感がわいてきました。

ちょっと昨日の深夜レコーディングから今日の夜にかけて、
いろいろありすぎて、もうネタに尽きないのですが、せっかく
明日はイベントもあるので、今日はひとつ
「ライブ本番の前に心がけること」というテーマで、
お話をすすめていきたいと思います。

ポイントは3つです。


1.本番前に歌いすぎないこと。
これGreg師も、本番当日に言ってましたよね。
当日はもちろん、前日もそうです。
頑張って、一日中朝から晩まで歌っても、声が枯れてしまい、
のどを痛めてしまいますからね。

だからと言って「まったく歌わない」のもNGです。
ちょっと歌うのをサボって間隔が空いてしまうと、曲の歌い出しの音を忘れたり、
パート別に分かれるハーモニーの部分が隣のパートにつられたり
してしまいます。

率直に言いますが、本番前までに全く練習しない人、久々に本番に歌う人、
「なんとかなる」と思っている人、こういう人が一番困ります。

じゃ、どうすればいいのか?

まず1曲あたり「1~2回だけ」と決めて、曲を聴きながら歌ってみることです。
前日にもやることに意義があります。
これ以上はNGです。最大で2回までです。

その後は曲を何回も聴きながら「歌うイメージ」をすることです。
自分のパートの音をしっかり聴いて、それを歌いこなしている自分を
イメージすることです。もちろん、振り付けしている姿も含めて。

このイメージトレーニングは、効きます。
某プロのアーティストもやってます。
私も有名人の楽屋でこのシーンを何度も目撃しています。


2.自分の歌う音を録音してみる。
前日にやることではないかもしれませんが、あえて向き合ってください。
最初は、恥ずかしいかもしれません。
でもその恥ずかしいのはなぜか、しっかり向き合うことが重要です。
自信をなくしている余裕はありません。

どこが音程がちがっているのか、リズムが違うのか、音のボリュームの
強弱はおかしくないか、客観的に自分の修正部分を書き出してみましょう。
人に聞いてもらって、身近な人に指摘をしてもらうとよいのです。
そして、翌日歌うときは、そこに気をつけるのです。
これをやると、ぐっと変わりますよ。

3.前の日はゆっくり寝る。
とにかく、体調を整えることが一番です。
本番前にムリをして体調を崩してはいけません。

私も前夜にかけこみで、イベント準備にあたふた
することも多いので、人のことを言えた立場に
ありませんが、「ステージに穴を開けることだけは
絶対に許されない」と先人達(プロ)たちから
たたきこまれてきました。

そこにお客様がいらっしゃる限りは、ステージに立ち
続けないといけない、と。

とにかく、前日は体調を整えるために、
しっかりとお休みを取ることが大事です。
本番に最高のパフォーマンスをするために。


以上です。

もう皆さんも「言われなくてもやってますよ」とおっしゃるかも
しれませんが、案外1も2もやっていない人が大半です。


ぜひ、初心に戻って、お試しいただければ幸いです。


by Shinshi

PS:
明日は、台風こないみたいですね。



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