「第九」のイベントについて

今日は9月9日なので、9にちなんで「第九」のお話をしてみます。
「第九」とはもちろん、あの「ベートーヴェン交響曲第九番ニ短調 作品125『合唱つき』」のことですよ。

年末の風物詩となっていて、日本では各地で演奏されることが多いこの曲も、
ヨーロッパでは演奏される機会は、さほど多くない模様です。

しかし交響曲に独唱・混声合唱を入れるとは、今の時代からみても、相当斬新な発想です。
70分近い長さも、世の中の交響曲を見渡しても、なかなかお目にかからないのですが、
あまり長さを感じさせないほど、一つ一つの美しいフレーズが印象に残ります。
個人的には、第二楽章・第三楽章がとてもベートーヴェンらしくて好きです。
(その2つしか聴かない時もあります。ちょっとマニアックと言われます。)

そして有名な第四楽章の合唱のメロディーの一部は、ゴスペルでもご存じ
「Joyful Joyful」としてアレンジされてます。
コソボ共和国では、暫定的に国歌にされたこともあるようです。
本当に、世界中で親しまれているメロディーであります。

そういえば、AJCもAltoメンバー6名の方々が、「第九」を歌うために
先日から練習に通い始めた、という情報を伺いました。
たしかレコーディングの時に、9/7(日)から練習が始まる的なお話を
聞きました。

なんでもTOKYO FMの企画だそうで、あの女性指揮者の西本智美さんが
指揮を担当されてるイベントらしいですよ。
3ヶ月練習した後で、年末に国立代々木競技場第二体育館で3,000人が
合唱して、観客は1,000人という、不思議なシチュエーションで歌われる
そうです。3000人の合唱、きっと大迫力です。
結局、観客も一緒に歌ってしまうのでは?と思うのですが(笑)。
※イベント詳細はこちら

でも本格的なオーケストラをバックに、プロのソリストと一緒に、
そして西本智美さんの指揮で歌う訳ですから、なんとも贅沢な体験です。

私たちも年末に素敵なJoyful Joyfulを歌うことができれば、と存じます。

指揮者は西本さんと違って、怪しい黒い人が担当するので、超イマイチかもしれませんが(苦笑)、
お客様も一緒に楽しんでいただけるように、せめていろいろな仕掛けを作って演出していければ
と存じます。


by Shinshi



コメント
[2] Y.Shinshi | 2014/09/09 23:04
なんとyumi茂さんにコメントいただけるとは。
いつも議事録ありがとうございます。

「the 発声」というトレーナーの方がいらっしゃるようですね(辻さん?)
ぜひぜひ発声をマスターされて、AJCにも持ち帰っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
[1] yumi 茂 | 2014/09/09 18:20
Sinshiさん、お世話になっております。備忘録有難うございました。
いつも ありがたく思っております。

ソプラノにお二人、アルトにお一人メンバーが増えて、嬉しい限りですね。みなさんの声が、一つになって会場に響き渡る体験を共有できることは、素敵ですよね。

グレッグの時代からアルトのボリュームをもっと出してと言われてきましたので、声量が足りない私は、発声法と聞くと耳がピクピクしてしまいます。
そんな訳で、発声練習もついているご紹介の西本さんの指揮で第九を歌えるならと思い参加しました。

七日の初日、第九経験者の方が多くて、ついていくのが大変でしたが、歌い方のレッスン前に、発声練習で、AJCでの歌声もよくなるのでは!

なかなか上手くはいきませんが、乞うご期待。頑張ります!

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