8.12です。

8/12です。

あの航空機事故から、はや30年です。
さすがにこの事故は、私でも明確な記憶が
あります。

あれから30年、私たちは何度となく飛行機を
使って旅をしています。
国内も、海外も、夏も、冬も。
ビジネスでも、プライベートでも。

あの時以上の墜落事故は、おかげさまで起きていないように思います。
すべてはあの日をきっかけに、国を挙げて航空機の整備基準や、
運用の改善、航空機器の品質向上など、細かな点に渡って
こつこつと見直しされてきたのです。

あの日の出来事を教訓に、JALのみならず、ANAや
他の航空会社も二度と繰り返さないようにとの願いから、
頑張って取り組んできたことが、昨今の安全性に
つながっているというお話です。


「予防保全」という言葉があります。
なにか不備や不測の事態、想定外のことが起きても、
事故につながらないように、その準備段階でたくさん
手を打っておくことです。

つまり「トラブルが起きる前に」たくさん想定して、予防策を打っておくということです。
三重にも、四重にも、いろいろな対策、予防マニュアルの準備を整えておくことで、
万が一トラブルが起きても、無事に運行できるという、大事な考え方です。

トラブルが起きてから考えていたのでは、時すでに遅し、ですからね。


これ、いまや世の中的には当たり前の考え方です。
私もシステムやネットワークの仕事をしているので、
かなり以前から頭に叩きこまれてしみついてます。


この話、実はイベント運営にも当てはまります。

例えば先日のSummer Gospelの運営でも、いろいろ想定して準備しておりました。

・もし舞台設営が遅れたら
・音響機器が突然壊れたら
・スケジュールが大幅に押したら
・もし○○さん(キーマン)が来なかったら
・電車の事故で出演者が大量に遅刻したら
・地震、火事が起きたら

などなど、イベント運営側も実はいろいろ考えて
準備を整えたり、代替プランを考えてました。
実際いろいろありましたが、安心してやり切れるものです。

8.12のことは、その後の私たちにいろいろな教訓と、
安全への道標を残してくれました。

これからも皆さんが無事に過ごせるように
この事故の教訓が風化されないことを祈ります。
毎日、安心して交通機関に乗れるように。

by Shinshi



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