今週も日付が変わってから帰る日々が続いてましたが、
昨夜はなんとか日付が変わる直前に帰ってこれました。

朝には回復していたいので、少し元気がつくように、
Israel&New Breed/You Are Goodのちょっとレアな
野外でのLiveを発掘してお届けします。



カッコいいオープニングです。

とてもYou Are Goodが始まるとは思えない感じで始まり方で、
かなりロックを意識した雰囲気ですが、そこから突然のように
曲に入ってきます。

マイクを持っているNew Breedのメンバーのコーラスも
素晴らしいですが、とにかくバンドがカッコイイ!と
思いました。

そして、このアレンジにも聞き入ってしまいました。

ちょっとマニアックなんだけど、後半にYesの
Owner of Lonely Heartのフレーズがあったりで
楽しめます。

こんなYou Are Goodも面白いですよね。

では皆さん、Have a nice Weekend!

by Shinshi

PS:
私事ですが、今日は19:00から新宿メモリーズ(地図)で、
coconutsのライブです。

70~80年代のDisco&Soulバンドです。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。


おやすみ前に

2015年01月30日
深夜のタクシー帰り中です。
オフィスを出たら、外の道路ではもはやタクシーとトラックしか
走っていない時間帯でした。
やはりこんな時間(午前2時半)は誰も外を歩いてません。

歌いながら歩いて帰る選択肢もありましたが、そんなことしたら
ほぼ確実に警察官から職務質問に会うと考えて(笑)、仕方なくタクシーを
拾いました。

タクシーの中でラジオを聴いていると、結構しっとりとしたR&B風な
バラードがかかっていい感じです。
パティ・ラベルらしいです。

おやすみ前に静かなゴスペルを聴いて、聖なる心で、床につくのも
悪くないです。



by Shinshi

数日前からTOPページでもお知らせしておりましたが、
4月26日(日)午後より、銀座教会さんのイベントに
出演予定です。

昨日はその事前打合せで、先方からご連絡をいただき、
昼休みに抜け出して、12:20~12:40という20分一本勝負の
打合せをしてまいりました。

昨年6月にもイベントに出演させていただいたのですが、
今回も前回に共演させていただいたJean Paul Fuzzy
with Friendsさんとご一緒させていただきます。

選曲を4曲と、曲の構成の確認をささっとさせていただいて
きました。

AJCのメンバーの方々にはこれからお伝えする予定ですが、
とりあえず昨年も歌った下記の2曲は、今年も確定です。

Down by the Riverside
What a Friend We Have in Jesus

そして残りの2曲ですが、

Battle Hymn of the Republic

そして最後にみんなで、
When the Saints Go Marchin' In

ということになりました。

Battle Hymn of the Republic(リパブリック賛歌)は
AJCとしてステージで歌ったことはありませんが、この曲を
知らない人はほぼいないと思いますので、お引き受けしてきました。

こちらです。
   ↓


曲名を知らなくても、少なくとも新宿・秋葉原にある某家電店で
聴いたことはあると思います。
参考でこちらもつけときます(笑)。



ちなみに、映像は中央線の電車ですが、秋葉原には中央線快速は
走ってません(苦笑)。

話を戻して、当日のキーはE♭になるそうです。
アレンジ・コーラスは後日私の方で検討しておこうと思います。
ま、まだ日にちはあるので、また後日に。

またしても朝早いので、そろそろ寝ます。
では。



by Shinshi

Changed

2015年01月28日
ちょっと夜遅くに帰ってきてしまった
ので、正直ブログ更新を迷いましたが、
それでもなんとかするのが、自分の
持ち味だと思い直して(笑)、書いてます。

今日は手短にします。

でも、すごいゴスペルイベントの映像を
ご紹介します。

このイベント企画は、USAで知らない人は
いないという、あの大物司会者のオプラ
ウィンフリー(Oprah Winfrey)によるものです。

そして、集まったアーティストが全員
超大物です。

Walter HalkinsのChangedという曲を
いろいろなアーティストが歌いつないで
いきます。

ぜひ歌っている人と、歌い方に注目してみて
ください。



こんなイベントに同席できたら夢のようですね。

by Shinshi

ただいま終電帰り中ですが、明日は始発で出勤なのです。
年に何回かあるのですが、そんな日は通勤帰り中とお風呂
で、ブログ更新と音楽に触れる時間を見つけてます。
練習する時間は、いくらでもあります。

さて、新規募集のお知らせを先日予告しましたが、
おとといサイトをつくりました。

こちらです→新規メンバーの募集について

※すでにお気づきの方々も多いと存じますが。

2~3月は見学無料ですので、お気軽にどうぞ
お立ち寄りください。

日程は2/7(土)白金,2/21(土)白金台,2/22(日)東銀座になります。
上の「schedule」で場所と時間をご確認いただいて、
contact usよりご連絡いただけたら幸いです。

お気軽に歌ってみてください絵文字

by Shinshi

前日に練習のことについて少し触れましたが、
昨日はいろいろ考えさせられました。

今日は午後から、Xmas Festivalでお手伝いいただいた
バンドcoconutsのリハーサルに行ってまいりました。

そして、気づきました。

ゴスペルはいろいろやってましたが、バンドのことは、
ほとんど練習していなかったことを(苦笑)。

今までの曲は一応問題なく弾けるのですが、
新しい曲は前日に1回しか聴けていなかったので、
周りの空気を読みながら弾くという、私としてはなんとも
不覚な時間帯が10分ほどありました。

そして、考えさせられました。

1日24時間です。

ゴスペルも、バンドも、もちろん仕事も
もろもろのことを毎日の限られた時間しかない中で、
少しでも音楽に触れていき、学んでいくこと、練習
していくことで、成長することができるのだと思います。

もちろん、仕事も家事も大事です。
でもそればかりでは、疲れてしまいますから、
適度にバランスを取るのも大切だなと思います。

ちょっとずつ成長していくために、練習をする時間を決めて、
10分でもいいから、ゴールを決めて磨いていくことが大切と
改めて感じました。

よく「練習時間をどう確保すればいいですか?」
という質問を受けます。

逆にこちらも質問します。
「いつなら練習できますか?」と。

もちろん仕事や家事、ごはんを食べたり、
睡眠時間に練習なんて無理ですから、
消去して、残った時間から「この時間なら
練習できる」という時間を見つけて、自分の
時間を「予約」するのです。

その予約を忘れずに、日々実行することが大切です。

毎日が勉強です。

by Shinshi

PS:
ちなみにcoconutsのライブは、あと5日後です。
絶対に間に合わせてみせます。

ご参考までに・・・
--------------------------
=coconuts Live=
70'-80's Disco & Soul Band
〇日時:1/31(土)19:00~
〇場所:新宿メモリーズ
 ※地図:


お酒とお食事(イタリアン)と
ライブのお店です。
ご都合がよろしければぜひ。

昨日は、充実した練習になりました。
同じ曲でも、前回よりも確実に修正されて良くなってきています。
あとは本番までできる限りレベルを上げていくことです。

昨日うれしかったことは、私が20分前に入ったときに、
アルトの方々が8名ほどで、自主練習をしていたことでした。

細かいところのパートのチェックをしっかりされていて、
今まで何度も歌ってきた曲を、もう一度見つめ直して、
ハーモニーの違いをきっちり修正されようとしている姿勢が
素晴らしい、と感じました。

全体の練習に向かう前に、パート別に練習をする、という
ことはとても大事です。

一人の練習だけでは限界があります。
他の方々と一緒に歌うことで発見があります。
「気づき」があります。
そこが、すごく大事なことなのです。

そして、一緒に歌われるその前に、それ以上に大事なことがあります。
それは、自分自身が日々練習をすることです。
「自分を磨く」心がまえです。特に、

1)曲を聴くこと
2)10分でもいいので日々声を出して歌うこと
 (ボイストレーニングを心がけること)
3)練習している自分の声を録音して、それを聴いて、修正すること

はかなり大事です(特に3)が一番大事です)。

これらを普段から行っている方々は、成長されるスピードが違います。

でも残念ながら、世の中に一番多いのは、

・練習のときだけ歌う
     あるいは
・練習に来ないけど本番前が近づいたら歌う
 (テスト前だけ勉強するようなタイプ)

ですが、こういう方々は成長しません。
特に「おけいこ」「教室」だと思って、受け身で来ていたら、
なかなか成長するのも難しいです。

普段から歌っている方々と、2週間あるいは1ヶ月に1回しか
歌わない人では、
当然ですが、段違いで「成長力」に差が出ます。
3ヶ月くらいで、違いがハッキリします。

「今日よりも明日、明日よりも明後日の自分が成長している」
ように、日々努力していくことが大切です。

(と、私も自分に言い聞かせております...)

by Shinshi

本日練習です。

2015年01月24日
いや~、家事を片付けてたら夜中になってしまいました。
いま実は家が2軒ある状態でして、会社が終わって元の家の
そうじをしてから、今の家のそうじや食器洗い、片付けなど
もろもろたまってたことに手をつけてたら、こんな時間になって
しまいました。

でも早起きします、きっと。
それは今日AJCだからです(笑)。

ということで、本日14:00より白金台いきいきプラザで練習です。
見学ご希望の方々は無料ですので、上のcontact usから
いつでもご連絡ください。

今日の練習は、

You Are Good
Caught Up
I'm Waiting
When the Saints Go Marchin' in
You're All I Need

の5曲です。

これらの曲は、過去にこのブログで音源や
曲にまつわるエピソードを紹介してますので、
見学の方々はTopページ左側の「サイト内検索」で、
曲名を入れて、ご参考になれば幸いです。

では( ^o^)ノ

by Shinshi

真っ暗な夜道を帰るのは慣れているのですが、
冬の雨の中に、傘もささずに、とぼとぼと15分くらい
歩くと、さすがに体に応えてきます。
でも、もう夜中に帰るのは、今週はこれで最後と思うと、
少し元気が出ます。今日が終われば週末です。


さて、昨日ご紹介したBack Ⅱ Edenですが、
ライブ映像ご覧になりましたか?

今日はその続編です。

この曲、実は「2番」の歌詞が別に存在します。
つまり、さらに長いバージョンがあるのです。

AJC/AGCでは普通のバージョンしか歌ったこと
ないのですが、長いバージョンでは、イントロも、
歌詞も、そして最後の繰り返しも長めです。

こちらです。


聞き慣れている曲でも、違う歌詞や、演奏の
バージョンが変わると新鮮に感じますね。

by Shinshi

毎日、日付が変わって帰る日々が続いてます。
でも音楽なしでは生きられない体なので(笑)、
仕事帰りには、必ず元気をだすための曲を聴くと
心に決めてます。

今日は、この曲を選んでみました。

○Back Ⅱ Eden/Donald Lawrence


これ、おととしのXmas Live以来、ずっと歌っていないAJC/AGCです。
が、つい先日の新年会で、この曲でかなり盛り上がりました。

久々なのに、歌詞も見ずにすらすらと歌えるというメンバーの方々も、
素晴らしいです。
それだけ身にしみついたというのと、曲に馴染んでいる証拠ですよね。
私も好きな曲の一つです。

さて、この映像はライブ版です。
各メンバーのハーモニーがとても心地よく、迫力もあります。

Let's get back 2 eden
Live on top of the world

のサビの部分に、カンタンな振り付けが入ってます。
注目してみましょう。

AJC/AGCメンバーに、なかなか選曲の投票で選ばれないこの曲ですが、
またやってみたい曲の一つです。


by Shinshi


PS.
この曲は、朝に聞いた方がテンションが上がります。
おすすめです。

お待たせしました。

そろそろ新規募集に向けて、見学期間(お試し)を
始めます。

入会は4月になりますが、1~3月末まではお試しで見学
いただくことができます。
もちろん無料ですよ。

一緒に歌っていただいて、楽しさを実感いただけたら
幸いです。

実は、昨年秋から5件ほどお問い合わせいただいてました。

近日中に専用のHPを立ち上げる予定です。

お問い合わせは、右上のcontact usからお願いします。
ぜひお気軽にお問い合わせください絵文字


by Shinshi

平日が始まって、終電帰りに戻ってしまいました。
でもこの帰り際の短い時間だけでも、ゴスペルに
触れることで、得ることもあります。

こまめにいろいろな知識を吸収するのも大事なことです。

さて、今日はグラミー賞2015Best Gospel Song部門ノミネートの
最後の曲のご紹介です。

The Walls GroupのLove on the Radioです。




しかし、かなり斬新です。
Hip Hop、R&B、レゲエなど、たくさんの要素が詰まってます。

歌詞には明るいJesusへの救いを求めるメッセージが
こめられてます。


Talking about Jesus.

Can I get some love on the radio?



というサビのメッセージが、新しくも懐かしい感じの
響きがします。

いまどきRadioを曲のタイトルに使うのもレアです。

BugglesのVideo Kills the Radio Star(ラジオスターの悲劇)か
「壊れかけの...」くらいからすでにRadioは古い時代の
象徴でしたからね。

でも、たまにradioを聴いていると案外いい曲に出会う
こともあります。

おっと、いい時間なので今日はこのあたりで。

by Shinshi

昨日から少し気持ちを切り替えて、今日は曲のご紹介です。

と言っても「You Are Good」でおなじみのIsrael & New Breed
の「Again I Say Rejoyce」です。

この曲は、クワイア全体で歌う曲です。
歌詞が繰り返しばかりなので、覚えやすいのと、
You Are Goodと同じようにノリが良いので、
とても元気の出る曲です。

〇Israel & New Breed/Again I Say Rejoyce


このブログでご紹介するのは2度目ですが、今回はTV番組での
生演奏の映像版でお伝えします。
※前回はただ歌詞のみの映像でしたので。

Rejoyce!で始まるサビのコーラスが決まるとカッコいいです。
AJC/AGCで検討してみてもいいかな、と以前から考えていた曲の一つです。

by Shinshi

昨日の練習より

2015年01月18日
昨日の練習、いろいろありました。
練習が一通り終わったあとで、いろいろ今後の方向性に
ついて意見が飛び交いました。

議論があること自体はいいことです。
メンバーそれぞれがいろいろな思いを抱えていることも
理解しました。

それゆえに、今後の方向について意見が分かれてますが、
とりあえず昨日までこのサイトでもお知らせしていた
3/14(土)の赤坂区民センターのイベント出演は見送りに
なりました。

2015年度のイベント出演についても、今までの方針に
異論が出てき始めました。少し時間をかけて確認しますが
私が取ってきた「場数を踏むことで成長する」ということに
不満を持つ方々が、比較的いらっしゃることがわかりました。

このクワイアも一つの転換期にきています。

練習することに時間をかけたい、練習が楽しい、自主的に集まって
いろいろ精度をあげたい、本番があれば気疲れする、などなど
いろいろなお考えが個人個人で異なることも理解しております。

ただ、他のバンドやコーラスグループなどの組織を20年以上
見てきた経験から、イベント出演までに間を置くと、成長が鈍る
(最悪成長が止まる)ことを私も熟知しています。
全員が一人一人しっかり自分をよほど細かい管理をしない限り、
成長は続けられません。

イベント前にならないとエンジンがかからない人が圧倒的に多いからです。
例えるなら、テスト前にならないと勉強しない受験生と同じになります。
普段は「テストまでまだ時間があるから直前になってからでいいや」という
タイプが想像以上に多く、そういった方に、普段からコツコツと勉強する
良さを説いたところで、簡単に変わることはありません。
本番が近づかないと危機感を感じないから練習しない、という方々は少なくありません。

でも自分が取ってきた方向性が、クワイアにご迷惑おかけしているならば
それは本望ではないので、ここらあたりが潮時かもしれません。

新年会が、和気合い合いと楽しい宴になったことが救いです。

しばらく考えたいと存じます。

by Shinshi

本日練習です。

2015年01月17日
本日は、14:00から今年最初のAJC/AGC練習です。
場所は白金台いきいきプラザです。

2月22日(日)の東京マラソン応援イベントまで、
あと1ヶ月ですから、そこに向けた練習になります。
既に恒例の「選曲投票」は終わっています。

今日は、練習終了後に、非公開でのコンサートを予定してます。

基本的には新年会なのですが、ソロに向けた意見交換や、
今までソロを担当してきた方の見直しなど、いろいろな
ことが意見交換できれば、と存じます。

つい先ほど伝わってきた情報によると、当初ホールを
予約していたのですが、どうも費用と予算の関係で、
別の和室に移るみたいです(笑)。
※「敬老室」という名前で、舞台とマイクが2本あるみたいで。

ということで、Xmas Gospel Festival以来、1ヶ月ぶりに
ようやく私たちも始動します。

正月ボケしていないといいのですが。

by Shinshi

昨日まったく頭が働かなかったので、仕切りなおしのブログです。

そういえば、昨日のブログのNo Greater Love/Smokie Norfulの
youtube映像はご覧になりましたか?

No Greater Loveというタイトルの曲って結構多いんです。
以前Fred HammondのNo Greater Loveをこのブログでも
ご紹介したと思いますが、今回は同じタイトルでも別の曲です。

アーカンソー出身のSmokie Norfulは44歳。今が乗っている時期です。
2004年に「No Without You」というアルバムが、
グラミー賞のBest Contemporary Soul Gospel Album部門に
輝いている実力者です。

かなりSoulですよね、作品全体が。
やさしい雰囲気を感じます。
No Greater Loveもそんな神の愛を感じる曲です。

彼は牧師さんです。
そして歌だけでなく、ピアノもとても上手です。

彼の出世作である「I Need You Now」でも
その様子を垣間見ることができます。

〇I Need You Now/Smokie Norful


Jazzyなテイストの中に、魂から歌う神への祈りが
こめられた、とても秀逸な曲です。

なんだか心地よくて、とても眠くなってきたので、
本日はこの辺りで。

by Shinshi

今日はグラミー賞2015ノミネートの第4弾です。

Smokie NorfulのNo Greater Loveはやさしいバラードです。

こちらの映像は歌詞もついてます。



いろいろ解説を書こうと考えていたのですが、
本日ちょっと頭が働かないので、また改めてお伝えします。

ほんとにすみません。

by Shinshi

年末年始で少し余裕のある時に、AJC/AGCのステージ映像を
何度か見返していて、気づいたことがあります。

それはお一人お一人が「ゴスペルを誰のために歌っているのか」が
歌う姿でわかるのです。

いまAJC/AGCの中では、大きく分けて3つのSTEPがあると思ってます。

STEP1:自分が歌うことで精一杯の方

STEP2:自分が歌うのが楽しいという方

STEP3:お客様に歌うことの楽しさを伝えようと歌っている方
  (または「誰かのために歌っている」という方)


もちろんSTEPが上がるほど、レベルが高いことになります。

STEP1~2は、自分の領域を出ていないのです。
でもSTEP3になって初めて、他の人へ伝えることができているのです。

よく社会人になったばかりの新人にも話すのですが、成長の過程において、
「依存」→「自立」→「(他の人との)共存」というSTEPを踏むという話を
するのですが、ゴスペルもまさにこれに当てはまるな、ということに
気づきました。

でも、さらにその先にもSTEPがあると考えてます。

毎回ステージが終わるたびに感じるのですが、会場にお越しいただいたお客様から
「良かったよ」と言っていただくのはありがたいのですが、実は目指しているのは
もっと高いところなのです。


それは、私たちの歌を聴いて、

・お客様が感動すること

・誰かにAJC/AGCのことを伝えたくなること

・お客様が「自分も歌ってみたい」と思うこと

・(来られなかったお客様が)映像を見ただけでも「このクワイアを生で見たい、
 聴いてみたい」と思っていただけること

だと考えています。


この中で一番難しいのは、「お客様が感動すること」です。

みなさんもプロのミュージシャンのライブや、ミュージカル、他のゴスペル
クワイアのステージなどをご覧になったことがあると思いますが、感動した
ことはありませんか?

私はめったに感動しないタイプですが、数年に1度は、涙を流すほど
感動するステージに出会うことがあります。心で何かを感じるステージです。
そんなステージを見ると、誰かに伝えたくなります。
そして、自分もこんなステージをやってみたい、と刺激をうけます。


そんな感動するステージを、少なくとも私たちは目指したいと思います。

もちろん、かなりハードルは高いです。
でもAJC/AGCなら、いつの日か必ずそのレベルに到達できるのでは、
と信じています。


そのために、最後に一番大切なことを書き残しておこうと思います。

それは「ゴスペルは心で歌う」ということです。

これは、過去のステージ前の練習などで、メンバーに何度かお話したことが
あるのですが、歌詞をしっかり感じとった上で、そして誰かを(お客様を)
思う気持ちになることで、そして神様を思う気持ちになることで、心の底から
歌うことができれば、人の心を動かすこと、感動していただくことができる、と考えています。
これは、私だけではなくて、私の過去の師たちからも同じ教えを賜ってきました。

ちょっと難しいお話かもしれませんが、そんな高いレベルに達することが
できるように、日々私たちも精進していきたいと存じます。


by Shinshi

ブログを30分もかけて書いた内容が、なんとサーバにアップした瞬間に
消えてしまいました。ショックです。もうこれで2度目です。とほほ。
以前Amebaでもよく起きた事象ですが、このGrupoでも起きるんですね。

ということで、再び書き直している本日のブログです。

今日はグラミー賞2015 Best Gospel Song部門にノミネートされている
曲で、Mali Musicの「I Believe」をご紹介します。

このMali Musicというミュージシャンは、本来はゴスペル専門じゃありません。
昨年度グラミー賞で、Best Urban Contemporary Albumにノミネートされてます。
ということは、R&B、Hiphop出身です。
でも、今回はGospel部門でノミネートされている訳ですから、幅広い人です。

こんな曲です。



しかし、ヒゲ長いですね(笑)。
とても27歳になったばかりの風貌とは思えません。

で、この3連符のリズムから繰り出される、ちょっとロック調のバラードですが、
歌詞は現代ならではの悲しい現実を憂いていて、そんな中を自分は神を信じることで
救われる、と歌っています(歌詞はこちらを参照)。

でも、これって普遍的なゴスペルのテーマなんですよね。
19世紀から根底が全く変わってません。

悲しい状況、つらい状況、今にも逃げ出したいような状況なんだけど、
神さまは自分たちのことを見ている、きっと救い出してくれる、だから
自分は信じることで救われるのだ、という内容は、今も昔も変わりません。

歌を通じて希望を見出すというのは、これからも変わらないことでしょう。
それがゴスペルの真髄の一つだと思います。

私たちも歌うことで魂を解放されている、と感じるときがあります。
歌っているときは、普段のつらいことも、それまで起きたイヤなことも
忘れていて、無心で歌っています。
歌うことで、心が洗われるときもあります。

AJCもこれからいろいろな体験を積んでいけたら幸いです。

by Shinshi

ようやく今日、昨年12月20日(土)のみなとXmas Gospel Festivalで
起きたトラブルに、ピリオドを打つことができました。

もう終わって時間も経ったことなので、ようやく落ち着いて
お話できるようになりました。

お気づきだった方もいらっしゃると思うのですが、実は当日リハーサルで
私のYAMAHAの電子ピアノが故障したのです。
しかも2箇所です。

一つはサステインペダルの接触が悪くなって全く効かなくなって
「ペダルを踏んで音を伸ばせなくなった」こと、もう一つは
ピアノ本体がそのペダルの信号を受け付けなくなったことで、
「ペダルを新たに取り替えても、同じだったこと」でした。

そこで、本番に向けて困ったことが2つありました。

1)ピアノとシンセサイザーを同時に弾けなくなった。
 →Jesus Lives in Me とJoyful Joyful に影響
 (本当は2台で別の音を出して、音の厚みを用意していた)

2)ピアノ88腱ならでは、の曲があった。
 →I Love the Lord, When the Saints,Total Praiseに影響

でも壊れたものはもうしょうがないので、ステージには
2台置いてありましたが、実は61腱しかないシンセサイザー1台だけで
全部やり切っていたのです。
※AJC・AGCの方は当日の映像をご覧になれば、すぐわかります。
 下のピアノを一度も触ってません。電源も入れてません(苦笑)。

ただでさえ、イベントの運営全体の管理と、AJC/AGC+coconutsの
指揮者として気を張っていた中で、肝心の自分の楽器が鳴らない、
という状況は、なかなかの試練でした。

でも、人生700回以上のライブ本番を経験しておりますから、
もはや大抵のトラブルには慣れている私ですので(正確には
「トラブルにマヒしている私」かもしれませんが)、淡々と
残された方法で、ベストのパフォーマンスを考えるのみです。

もちろん、そういうトラブルも想定して、最初から2台持って
行っているワケですし。だから逆にシンセサイザーが故障しても、
ピアノ1台でパフォーマンスはできるようにはしてましたから。


当日ALL Of One Gospel Choirさんとの合同シーンでの出番が、
終わったところで、周りの反応を聞いて、そのまま1台で大丈夫
そうなことを確信して、1台のままやりました。

本番が終わってから、どのお客様からも指摘されなかったので、
とりあえず不自然な感じはなくて終わったのかな、とひと安心
したものの、私の中で自分の演奏のパフォーマンスは100点満点で
55点くらいのものでした。

イベント自体は成功しましたし、AJC/AGC+coconutsのパフォー
マンス自体は良かったし、それはそれで何よりでした。
でも、肝心の自分自身が、ほかのことも含めて、納得いかなかった
感じで終わったのが正直なところですね。

ということで、今日、新しいピアノのペダルが届きました。
そして本体も修理されてきました。
やっと一区切りつきました。
ここからが新しい始まりかな、と思います。

次のイベントに向けて、AJC/AGCもまた今週末からスタートを切ります。
次回が最高のパフォーマンスになるようにがんばってまいります。

by Shinshi

今日は「鏡割り」ですね。
皆さんのお宅でも、鏡もちを割って、お雑煮や磯辺焼きや
きなこもちなどにされるのでしょうか。

さて、再開しました今年のグラミー賞ノミネート曲のコラム。
2回目の今日はKaren Clark Sheardの「Sunday A.M.(Morningと
発音するようです)」をご紹介します。

このKaren Clark Sheard、かなり歌唱力があります。
スローなR&Bに乗せて、たっぷり歌い上げていくのですが、
特に曲の後半は、Karenの歌に引き込まれていきます。
いわば迫力というか、すごみを感じます。



Sunday A.Mは教会に行く時間ですよね。
そこで神に祈りをささげる、神と向き合う聖なる時間のことを
切々と歌っています。

この映像はTV番組ですが、後ろにコーラスが流れているので、
たぶんライブではクワイアがいると思われます。
もし受賞したら、グラミー賞のステージで、クワイアと一緒に歌う
姿を、見てみたいですね。

by Shinshi

おかげさまで昨日90,000PVを超えました。
恐らく昨日AM7:00~10:00頃です。
その頃にアクセスして、キリ番を踏んだと思われるみなさま
まとめておめでとうございます。

意を決して、毎日更新を始めたのが昨年3月のホワイトデーの頃でした。
その頃で、ようやく10,000PVを超えたあたりでしたから、
10ヶ月足らずで80,000PV近くご覧いただいたことになります。

ゴスペルというまだまだ日本では狭いジャンルの中で、このサイトを
ご覧いただいているすべての方々に感謝です。
本当にありがとうございます。

最近、このブログのことについて、

「毎日ゴスペルに関するネタを見つけるのって、辛くないですか」

「実は結構調べて、ものすごく時間を割いているのではないですか」

「AJCはアカデミックな内容で・・・」

「もっとラクをして良いのでは。」

などのご意見・ご心配を賜りました。

たしかに長編のブログだと、以前はテーマを決めて、書き始めてから
1時間半くらいかかっていたこともたまにありました。

でも昨年の後半から「時間の使い方」をちょっと考え直しました。

以来、時間を効率よく効果的に使うことを考えて、ブログは「平日は30分以内、
休みは45分以内」と決めてます。
そこから劇的に変わりました。

集中すると、すらすらと文章が出てくるようになったのです。
「何時までやる」と決めると、締め切りに迫られた人間のように
一気に頭の中に流れができます。

なので、結論をお伝えすると「実は30分弱でできることなので
ご心配なく」ということでした。

今日も書き始めてそろそろ20分ほど立ちますので、この辺で
次回の予告をさせていただこうかと存じます。

ここ数日お伝えしているグラミー賞。
案外反応をいただいているので、2015年のノミネート作品を見たい
と思います。
さらに、近日中に時々古い作品もDigして触れていこうと考えております。

引き続きお時間ある際にご覧いただけたら幸いです。

by Shinshi

さて、2013~2014年のグラミー賞の動向を見てきましたが、
今日からは、いよいよ今年のグラミー賞にノミネートされた曲について
触れたいと存じます。

今年のグラミー賞全体を見渡すと、あのビヨンセやファレル・ウィリアムス
そして新人のサム・スミスが、6部門にノミネートされて話題になってます。
昨年度はDaft Punkが5部門受賞して話題になりましたが、今年の目玉は
この3人と、あとテイラー・スウィフトあたりでしょう。

さて、ゴスペル部門に目をやると、Best Gospel Performance/Songが
下記の5曲がノミネートされてます。

1)Help/Erica Campbell Featuring Lecrae
2)Sunday A.M. [Live]/Karen Clark Sheard
3)I Believe/Mali Music
4)No Greater Love/Smokie Norful
5)Love On The Radio/The Walls Group

個人的な予想では、エリカ・キャンベル(Erica Campbell)じゃないかな、
と思ってます。

Erica Campbellは、このブログでも何度かご紹介している人気姉妹duo
「Mary Mary」のお姉さんの方です。

彼女の夫は、ビヨンセやルーサー・ヴァンドロスをプロデュースしている
ウォーレン・キャンベル(Warryn Campbell)です。今回のこのHelpは
夫のウォーレンがプロデュースしています。



ここ最近お伝えしてきた中では、一番聞きやすい曲かもしれません。
レクレー(Lecrae)によるラップもありつつ、基本はR&B路線ですが、
最近の中では、比較的わかりやすい歌詞で、クワイアでもできそうな
曲だったりします。

最初この曲を聴いた時に、メアリーJブライジ(Mary J Brige)のMissing you
連想したは、私だけでしょうか(笑)。
でもR&Bに乗せて神をたたえるコンテンポラリーゴスペルの王道という印象です。

明日以降も、今年グラミー賞にノミネートされているゴスペルソングを
ご紹介していきます。

皆さんの、最近のゴスペルのトレンドを知るよい機会になれば幸いです。

by Shinshi

PS:
そういえば、Hezekiah WalkerのEvery Praiseが入っていなかったですね。

PS2:
昨夜23:50現在で、89,918PVでした。
たぶん今日の午前中で90,000PVを超えそうです。

そういえば昨日は「七草がゆ」を食べる日でした。
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろを、
無病息災を祈って食べる習慣が日本にはあります。
私は仕事で食べそびれて、とりあえず大根(すずしろ)の煮物だけ
をクリアしました。
7分の1だけ健康をGetしました(笑)。

さて、ここ数日グラミー賞の話題をしておりますが、本日は
昨年2014年のBest Gospel Songに輝いたTye Tribbett(タイ・トリベット)
の「If He did it before・・・(Same God)」という曲を紹介します。

ちなみにTye Tribbettは、Best Gospel Album賞の2冠に輝いてます。

〇If He did it before・・・(Same God)/Tye Tribbett


2013年のSteller賞の時のライブ映像です。
これが昨今のコンテンポラリーゴスペルです。

この曲を最初に聴いた時、正直言って「ああ、ゴスペルも
新しい時代に入ったなあ」と感じました。

昨日お話したとおり、ヒップホップ・ラップの新たなウェーブに
突入しているのです。

この曲もちょっと聞くと、若干とっつきにくい感じなのですが、
よく歌詞を聞くと、GodやHeがちゃんといるし、あきらめずに
前を向いて、ひたむきに神を信じる内容なのです。

そして、いろいろなジャンルの要素が詰まっています。
ギャング系のラップ、ヒップホップ、レゲエ、ドラムンベース、
R&Bなどなど。

でも後半の3分過ぎからは、ちょっとひねったJazzyなコードを
使って、曲に広がりを持たせています。
とても不思議な曲ですが、何度も聞いていると慣れてきます。
そして面白みを感じます。

新しいトレンドを知ることは刺激になりますね。


by Shinshi


PS:
でも、時々古い曲を聞くと落ち着くんですよね。
自分もそんな世代になったのかな、と感じます。

ここ近年にグラミー賞のゴスペル・クリスチャンミュージックを受賞した曲を
聴くと、ひとつ傾向が見えてきます。

それはヒップホップ・ラップ色が強いことです。

やはり売れた曲の中から選ばれる訳ですから、
10万枚売れれば大ヒットと言われる最近のUSAの
ゴスペル市場にあっては、どうしても現状の音楽
市場の動向と合ってきます

例えば2013年のBest Gospel Musicに輝いた曲は
こちらです。


Mary MaryはゴスペルからR&Bにまで幅広く人気が
あるので、グラミー賞の常連です。

歌唱力もあるし力強いです。

でも、こういう感じの曲はクワイアで取り上げにくい
んですよね(笑)。

by Shinshi

そろそろグラミー賞の季節ですね。
この時期になると、グラミー賞のノミネート曲が発表されます。

グラミー賞をご存じない方のために、念のためお話すると、
「映画でいえばアカデミー賞で、その音楽版」といったところです。
世界の音楽業界でも、最高に栄誉ある賞と言われてます。

グラミー賞の中にゴスペル・クリスチャンミュージックが4部門あり、
毎年その動向が注目されています。
もちろんSteller賞やDove賞など、ゴスペルに関する賞はいくつか
あるのですが、やはりグラミー賞が一番注目されます。

今日から少し、最近のグラミー賞ゴスペル部門の受賞者の動向を
お伝えしていきたいと存じます。

手始めに本日は2013年にBest CCM Songに輝いた、この方です。

● BEST CONTEMPORARY CHRISTIAN MUSIC SONG 2013
Israel & New Breed/Your Presence Is Heaven



あの「You Are Good」などでおなじみのIsrael&New Breedですが、
この曲はゴスペルというよりも、ロックが主体となったContemporary Christian Musicという感じですね。

近年はソロ活動が多くて、一人で歌うことが多かった彼ですが、
この曲はクワイア「New Breed」と一緒です。

しかし幅広い人ですね。
勢いのある曲が得意かと思いきや、こんなやさしいキャッチーな曲も
聞かせられるのか、とも思います。

明日は、また別なアーティストをご紹介します。


by Shinshi

御用始め

2015年01月05日
今日からお仕事という方も多いですよね。

正月休みが長いほど、「正月ボケ」と言われたり
「正月太り」になったりと、いろいろリハビリが
大変です。

でも、この先また新しい1年があるのですから、
まずは1年のスタートを清らかな気持ちで、幸先よく
きれるように、元気よいすがすがしいあいさつから
始めてみることが大事だな、と感じます。

AJC/AGCも1月17日の最初の練習に向けて、
すでに昨日から新たな選曲に向けた「投票」を始めました。
そして、いろいろ新たな取り組みも準備し始めました。
こちらも「始動」してます。

どちらにしても、よい1年になるように、大事にスタートを
切っていきたいですね。

by Shinshi


PS:
みなさんは、正月ボケや正月太りは大丈夫ですか?

私は実家に帰った3日間で2kg増えた後、東京に戻って
3kg減りました(笑)。こちらに帰ってからは、毎日10km
以上歩いてます。

月に1~2回ペースで、ボイストレーニング関係のお話を
させていただいているのですが、今日はよい歌声を出すための
基礎的な部分のお話をします。

いくら音程がとれていても、声があまり続かなかったり、
そもそもボリュームが弱かったりすると、歌声そのものに
パワーが出ません。
ゴスペルの大事な特徴の一つは「パワー」です。

そのパワーをつけるためには、まず基礎体力づくりから
必要になります。

歌に必要な体力をつけるには、まず優先してきたえるべきところが
大きく言って2つあります。

1.持久力
 もっとも基本的なところです。

 ステージに立っている途中で「疲れた」といって、パフォーマンスが
 落ちては困ります。
 それに途中から声が出なくなったり、拍手ができなくなったりすると、
 一人だけ振り付けやアクションが弱かったりして、クワイアの中でも
 目立ってしまいます。

 ステージ上である程度長い時間を歌い続けるスタミナ、声を出し続け
 る力(肺活量)をつけることが大事です。
 
 そこで、以前ボイストレーニングの複数の講師に「どうすればスタミナ・
 肺活量がつきますか?」と聞いてきたのですが、おおよそ3つの回答に
 集約されます。それが以下の3つです。

【持久力(スタミナ・肺活量)をつけるトレーニング】
 1)マラソン・ジョギング
 2)ウォーキング(少し長め)
 3)水泳・ウォータービクス(水中ウォーキングでも可)


なるほど、ですよね。

マラソン・ジョギング・ウォーキングは持久力をつけること、
水泳は持久力に加えて、肺活量もきたえることができます。

AJCでもマラソン・ウォーキング・ジムでのエクササイズをやられて
いらっしゃる方が多いです。たしかに、理にかなってます。

ちなみに、私は飛びつきやすいところで、数年前から週2~3回の
ウォーキング(10km程度)と、月1回程度の水中ウォーキングを
スキマ時間をみてやっております。
ステージを完走するのに役立っているのは間違いありません。


2.腹筋
当たり前のことですが、声を出すのに腹筋を使います。
ここをきたえることは、よい歌声を出すことにとても重要です。
このブログでも、何度かお話させていただいてます。

腹筋は、普通の腹筋よりも「足上げ腹筋」の方がよい、と勧められた
ことがあります。これは声を出す筋肉(下腹の方)をきたえるポイント
に直接効いているから、と言われました。

ちなみに足上げ腹筋は、


1)あお向けに足を伸ばして寝る
      ↓
2)足を伸ばしたまま30度の角度くらい上げて、下げる。


このくり返しです。

最初は10回、1週間ほどで慣れてきたら15回・・・と
増やして、最終的には100回くらいできると、声に相当な
力が出ているはずです。
(私は60回あたりで苦しくなってカベがありましたが、
今は大丈夫になりました)

以上、まるでスポーツジムのようなお話になりましたが、ぜひ
お時間のある時に少しずつで結構ですので、試して効果を実感
いただけたら幸いです。


by Shinshi

昨日は、おかげさまで半年ぶりに「全く予定のない休日」を過ごしました。

いろいろゆっくり考える時間があり、久々に12時間くらい街をひとり歩きしてきました。

恵比寿のゴスペルスクールの前を通ったり、広尾のボーカルレッスンに
「ゴスペル」と書いてあって反応してみたり、ゴスペルサークルの
募集があったり、といろいろ発見がありました。

でも再認識したのは、AJC/AGCは「スクール」でも「教室」でもないし、
ただの「サークル」とも違うと考えているので、いま進んでいる方向を
変えずに、とにかく皆さんのレベルを上げていくことに注力したいと
考えました。

個人のレベルアップや、知識の幅を広げていただくことに、
微力ながら私から何かお伝えすることができれば、と思います。


そしてさらに気づいたことは、たまには自分も充電しないといけない、
ということです(笑)。
走り続けると、疲れてしまうこともあるので、こうして余裕のある
時にいろいろ発見することで、また知識や視野の幅が広がると
感じております。


日々、勉強していきたいと存じます。

by Shinshi


PS:
ここ2日間で、昨年12/20(土)のXmas Gospel Festivalについて、
カメラマン 藤田よし子さんが撮影された写真を50枚ほどアップ
しております。パート別・個人別・バンド・全員など、多々に
渡ってますので、よろしければ上の「Photo」をクリックしてみて
ください。
(本日夜23:00頃にも追加でアップ予定です)

みなさま、お正月気分を満喫されてますか?
このような時間の余裕がある時に、ぜひゴスペルの知識を深めていただけたら幸いです。

今年最初にご紹介するのは「ゴスペルの王(the King of Gospel music)」と呼ばれる
ジェームズ・クリーヴランド(James Cleveland 1931-1991)です。

実はこの方、なんとこのAJC/AGCにも間接的に関係します。
私たちの師であるGreg Hartdige氏の才能を最初に見出して
ゴスペル界に引き込んだのは、なんとこのジェームズ・クリーヴ
ランド氏です。

ということは「私たちの師匠の師匠」なのです。
※と書いてみたものの、たぶん世界中に何百万人も同じような状況のクワイアがいらっしゃると思われます...

グラミー賞を4回も受賞しているこのゴスペル界の王は、ゴスペル黎明期の
1950年代に、伝説的なグループThe Caravans」の作曲・アレンジ・
ピアノを担当してから、自身のグループの活動を通じて、伝統的なブラック
ゴスペルから、いわゆるソウルへと発展させるキッカケとなった、現代ゴスペルの
功労者とも言われています。

マヘリア・ジャクソンと同じ時代に、ゴスペルを一般的に広めた人でもあり、
彼の音楽活動のターニングポイントとなった曲の一つがこの曲です。

〇Peace Be Still/James Cleveland


聞いたことありませんか?
The Love of GodやGod is などとともに、彼の有名な作品の一つです。

たまには古い曲に耳を傾けて、ゴスペルの歴史を紐解いて、60年代の
激動の黒人社会の時期に思いを馳せて、祈りの歌を聞いてみると、
よりゴスペルを深く理解いただけるのでは、と存じます。

では本日はこの辺で。

by Shinshi

PS:みなさんにすてきな初夢が訪れますように。

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